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除菌と殺菌の違い
2020-02-29おすすめ
こんにちは、柏です
マスクが不足している影響でトイレットペーパーが売り切れています
トイレットペーパーの原材料は再生紙で、マスクの原材料はパルプなので影響はないそうですね
そのほかに除菌効果付きのウェットティッシュなども売り切れています
『除菌』と『抗菌』の違いってご存じですか?
今日は何となく分かるけれど曖昧な『除菌』『抗菌』の違いについてご紹介します
~ 色々ある 〇菌 の違い ~
除菌 抗菌 滅菌 のように様々な 〇菌というよく目にする表記
除菌は文字通り菌を取り除くことで、除菌効果の付いたウェットティッシュでテーブルを拭くことでテーブルから細菌の数を減らします
減りはしますが、完全にいなくなるわけでも細菌を殺すわけでもありません
抗菌は「増殖を防ぐ」効果を意味しています
抗菌作用のあるスプレーを日用品や衣類に使っても増殖を防ぐだけなので、細菌を死滅させるわけではありません
上記の『除菌』と『抗菌』は『菌は殺さずに増殖を抑える』という意味なんです
それに対して『消毒』や『滅菌』は細菌を殺すこと
消毒は、感染症を防げる程度まで病原性のある菌を殺すことで
滅菌は病原性の有無に問わず、細菌を完全に殺すことを意味します(滅菌ガーゼに生きた細菌は存在しないということになります
『抗菌』の表記があるエスカレーターの手すりには一定数の細菌が存在していますし
『除菌』効果のあるシートで手を拭いても、一定数の生きた細菌は残っている状態ということですね
病気や感染症の予防が目的の場合は、抗菌ではなく『除菌』もしくは『殺菌』を目安にしましょう
柏
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