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うがいでインフルエンザを予防できない理由
2020-02-18健康情報
こんにちは、柏です
徐々に気温も上がってきて
日中は暖かく感じる日が増えてきましたね
油断しがちなこの時期、風邪やインフルエンザになってしまう事も意外と多いみたいです
そこで今日は、『うがい』の効果について解説します
~風邪の原因は90%がウイルス!~
風邪に罹る原因は90%がウイルスによるものです(残り10%は菌やその他の病原体によるもの)
有名なものはライノウイルスや、最近よく耳にするコロナウイルスなどです
そういったウイルスが鼻や喉の粘膜に感染し、体の防御反応として鼻水や咳、熱がでます
そういったウイルスなどが原因によってひきおこされる症状の総称を風邪(風邪症候群)と呼びます
~うがいをすると風邪をひくリスクは半減する!?~
うがいをすることで口に中の細菌を10分の1に減らすことができます
水だけのうがいをした場合、うがいをしなかった時と比べて4割ほど風邪に罹りにくくなるそうです
うがいをする時のポイント、それはうがい前に口をゆすぐこと!
口をゆすがずにいきなりうがいをすると、口の中の菌が喉に移動してしまうのでそれを防ぐためです
「あ~」や「お~」と声を出しながらうがいをすると、喉の奥まで洗い流せます
水うがい(15~20秒×3回)をする時と何もしない時と比べると、風邪をひくリスクを40%程抑えられるそうです
また、食後のうがいは細菌と一緒に食べ物のカスも流せるので、口臭や口内炎の予防にもなるのでやっておいて損はありません!
~インフルエンザ予防にうがいが効果なしといわれるそのワケとは?~
うがいは風邪予防に効果はあってもインフルエンザには効果がない、というようなことをよく聞きますがどうしてなのでしょうか?
うがいは、口の中や喉の粘膜にくっついたウイルスを洗い流すことで感染を防ぐ効果があります
インフルエンザウイルスは、一般的は風邪のウイルスと違い増殖スピードが極端に早いことが分かっていて
1個のインフルエンザウイルスが24時間後には100万個にまで増えるというから驚きですよね
粘膜に付着したインフルエンザウイルスを100%うがいで洗い流すことは難しく、またウイルスが増えるスピードも速いため
うがいだけでインフルエンザを予防することは難しいとされているようです
うがいをする時は、回数や時間も大切ですがうがいをする「タイミング」が重要だそうです
外から帰ってきた時や、人込みに長時間いた時などはこまめなうがいを心がけましょう
柏
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