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老化と生活習慣病に関係しているものなーんだ?
2020-02-09おすすめ
こんにちは、柏です
2月14日はバレンタインデーですね
チョコレートの原料になるカカオが、昔は薬として用いられていたことは有名ですよね
カカオに含まれている成分でビタミン群や食物繊維の他に『ポリフェノール』があります
『活性酸素』が老化を促進する、なんていうのもよく耳にしますよね
今日は『ポリフェノール』と『活性酸素』について書いていきます
≫ポリフェノールについて≪
特定の化合物の事をフェノールと言い、沢山のという意味のポリを頭につけてポリフェノールと呼びます
ポリフェノールは植物が紫外線から身を守るために植物の中で合成される色素の事でその数なんと5000種類以上!
カカオの他にポリフェノールを含んでいる食材は紫色をしていて
ブルーベリーやカシス、茄子なんかにもあるそうです(カカオの種も割ってみると紫色をしているそうですよ
お茶に含まれる「カテキン」 蕎麦に含まれる「ルチン」 大豆に含まれる「イソフラボン」などもポリフェノールに含まれるそうです
カテキンは抗菌作用や殺菌作用があり
ルチンは血液をサラサラにしたり血管を丈夫にする働きがあり
イソフラボンは女性ホルモンのような働きをしたり肌の細胞を若々しく保つ作用があります
いずれも体にいい効果がありますが、どの成分にも活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があるんです!
≫活性酸素について≪
ポリフェノールは植物が紫外線から身を守るためにあると説明しました
紫外線やストレスによって活性酸素が生まれます 活性酸素は不安定な物質なので他の物質と結びつこうとします
ポリフェノールは不安定な活性酸素といち早く結びつくことで他の物質との酸化を防ぎます → これを『抗酸化作用』と呼びます
活性酸素は免疫機能として働く面もありますが、過剰な活性酸素は細胞を傷つけます
それだけでなく、癌や心血管疾患また生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因になります
また、活性酸素は脂質と結合(酸化)することで過酸化脂質という悪さをする成分に変性します
過酸化脂質は腸管組織を傷つけたり動脈硬化の原因になったりと、こちらも生活習慣病のリスクを上げてしまいます
現代人は、体内の酸化と抗酸化作用のバランスが崩れやすく抗酸化作用のある成分を摂ることでバランスを正常に戻します
そこで植物が自らを紫外線から守るために作られたポリフェノールが役に立ちます
ポリフェノールが活性酸素と脂質の酸化を抑える働きの事を抗酸化作用といいます
≫ちなみに≪
活性酸素は細胞の老化やシミを作ったりと、美容面でも悪さをします
その一方で細胞伝達物質や免疫機能として働面もあります
大切なのはそのバランスが崩れやすいということ、そして崩れたバランスを元に戻すために効果があるのがポリフェノール
カカオに含まれるカカオポリフェノールには特に活性酸素の酸化力を抑える効果があります
飲酒や喫煙、紫外線によって増える活性酸素を無害にしてくれます
ポリフェノールは一度摂取すればすぐに効果を得られますが、体内では産生されないので
お仕事の休憩時間にカカオ含有率の高いチョコレートを食べて定期的に摂取すると良いと覚えておきましょう!
柏
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