News最新情報
『お茶』なのに酔っぱらう??
2020-02-08おすすめ
こんにちは、柏です
昨年の12月に、お休みをいただいて小旅行へ。
台湾に行って屋台料理や足裏マッサージを堪能してきました
パイナップルケーキが有名なイメージでしたが、お土産屋さんでよく見かけたのが『台湾茶』
お店で話を聞くと、お茶で酔うことがあるんだとか。
今日は現地で教わった台湾茶のトリビアをお伝えします!
屋台が並ぶ市場を歩いていると、ご飯や漢方を売るお店に並んで茶葉と一緒に茶器を販売しているお店も数多く見かけます
『台湾茶』は品種や季節、天候に合わせて茶師が発酵の度合いを決めて作られるそうです
緑茶に近いような緑色の茶葉もあれば、紅茶のような濃い茶色をしたものもあり、形も細長く捩れていたり小さな丸い玉だったり
お湯を注ぐと、コロコロとした丸い玉のような茶葉が広がって
↓ ↓ ↓
こんな感じ。
茶葉が大きいので、一杯飲み終えた後もお湯をつぎ足して何度も楽しむことができました
香りも味も種類が豊富で、1回分の茶葉でお湯をつぎ足しつぎ足し何度でも楽しめる台湾茶
品種や発酵の具合によって味が変わるので、いろいろな種類を楽しみたいのですが
あまり色々な種類を飲んでいると、人によってはお茶に酔ってしまうことがあるそうです
お酒で酔うならわかるけれど、お茶で酔うってあまりピンときませんよね?
軽いお茶酔いになると、体がじんわり温かくなりほわーんとした気持ちになったり
少しくらくらっとして、お酒のほろ酔いのような心地になったりと心地よい感じがするそうです
何故こうなるかというと、お茶に含まれるカフェインが影響しているようで
同量の茶葉とコーヒー豆に含まれるカフェインの量を比較すると、品種によって差はありますが茶葉の方がカフェイン含有率が高いです
普段コーヒーを飲んでもカフェインで酔う方はあまり見かけないですよね?
茶葉を丸ごと使用する台湾茶は、日本で良く飲まれる緑茶に比べてたくさんのカフェインが入っているので『お茶酔い』してしまいます
↓ 特に酔いやすいのはこんな時 ↓
≪試飲で複数の種類を飲んだとき≫
お店などで試飲をする際は、量が少量でも結果的にカフェインをたくさん摂りすぎてしまいます
カフェインは水溶性かつ高温のお湯に溶けやすい性質があり、沸騰したお湯で淹れる台湾茶は、より多くのカフェインが溶けだします
試飲をする際は淹れたてのお茶で味の濃い1杯目を飲むことになるので、余計に酔いやすくなるそうです
≪空腹時にお茶を飲んだ時≫
固形物をとらずに水分を摂取すると、胃に留まることなくすぐさま腸へと送られます
空腹時は吸収効率が高まっているため、腸で比較的早く吸収されるカフェインは特に効果が出やすいようです
酔いの程度がひどい場合、人によっては心臓がバクバクしたり、胃がむかむかしてきたり
頭がクラクラしてぎゅうっとしめつけられるような頭痛を感じることもあるそうです
カフェインに対する耐性はアジア人が高く、白人は低いそうです
なので、お茶酔いをするのも外国人(特に白人)が多いと店員さんが言っていました。
調べてみたら、昔からお茶を飲む習慣があったアジア人は白人に比べて耐性が高くなったのだとか
アルコールの場合と逆ですね。
お茶酔いの対策として、お茶菓子を一緒に取るようにすると
胃に留まる時間が長くなるためカフェインの吸収がゆるやかになります
お茶を楽しむ際に気を付けることは以下の3つ
・初回でいろいろ試しすぎない
・たくさんの種類を楽しみたい方は、洗茶をして最初の濃い部分を流す
・お茶を楽しむときは、お茶菓子も一緒に愉しむこと
お店にいた2時間程は1杯のお茶でお湯をつぎ足して楽みました
喫茶店でコーヒーを楽しむのとはまた違った趣があって、お茶が好きな方にはおススメできる過ごし方だと思います
日本でもお店を出しているところはいくつかあるようなので、気になる方は是非一度お試しください
柏
Commentsコメントコメントする
登録されているコメントはありません