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身体の水分量が減ると、、、
2020-02-01おすすめ
こんにちは、柏です
皆さん1日にどれくらい水を飲みますか?
純粋に『水』だけと考えると、飲んでいるつもりでも意外と少ないのではないでしょうか?
今日は体内の水分量について書いていきます
人間は60%が水分でできています
体重70㎏の成人男性の場合、体の中の水分量は42ℓ (家庭用ごみ袋の容量が45ℓ
体重60㎏の人の水分量は36ℓになります (ガソリンを入れるポリタンクの容量は18ℓなので2本分ですね
自分の体にそれだけ水分が含まれているんです、驚きですよね
1日のうちに代謝される水分の量の標準値は、体格や年齢にもよりますが、成人でおよそ2300~2500㎖といわれています
代謝されるということは体から失われる水分量ということです
お茶やコーヒー、お酒はカフェインやアルコールを代謝する際に水を消費するので、水分としてカウントせずに考えましょう
2500㎖の水、、、意識して水分をとらない限りは先ず摂取できない量です
↓ 一日に排出される水分量の内訳がこちら ↓
尿として排泄 → 60% (1500㎖)
汗や呼気 → 30% (900㎖)
糞便 → 10% (100㎖)
体内の水分量は尿量によって調節されある程度一定になるように保たれています
水分は多くとりすぎた時には、尿として排出される量が増え
水分をあまり摂取できていない時は、尿量を減らして体内の水分量を一定に保ちます
尿は98%の水分とタンパク質の代謝で生じた尿素でできており、尿素が排出されないと体は中毒状態になります
なので、全く水分をとらない場合も1日に500㎖は尿として排出されます(これを不可避尿といいます
不可避尿 = 老廃物を捨てるために必要な最低量の尿 が 500㎖ です
↓ 一日に得る水分目安量の内訳がこちら ↓
食物から → 30%(700㎖)
代謝水 → 10%(300㎖)
代謝水というのは、体内で栄養素がエネルギーになる際に生じる「代謝水」を指します
食事からも水分は摂取されるので、1日に2500㎖の水分を摂取する場合は
1日に1000~1500㎖摂取すると体内の水分のバランスは保たれるというわけです
体重50kgの人の場合、2~3%程度(600㎖)の脱水状態で現れる症状は → 口渇感 尿量減少
のどが渇きはじめると、体は内部に残っている水分を守ろうとします
腎臓が膀胱に送る水分を減らすため尿が濃くなり、汗をかかなくなるため体温の上昇がみられます
血液が濃くなり血流量が減少するので危険な状態です
身体から5%(1500㎖)の水分が失われると → 倦怠感 頭痛 嘔吐 眩暈 血圧低下 手足痺れ が症状として現れます
血流量が減少することで皮膚が萎縮しシワシワになります
汗が出なくなることで体温が危険なレベルまで上昇を示し、血圧が低下により、失神する危険が高まります
特に高齢者は、筋肉量の減少(細胞数の減少)、口渇中枢の感受性低下、尿濃縮能力の低下が理由で脱水状態に陥りやすいです
日常生活で、上記の様に体内の水分量が5%以上失われることはまずありませんが
男性は過度の飲酒で水分をとらずにいると気づかないレベルでの脱水状態に陥りやすく
女性の場合は、細胞の水分量が肌のハリツヤに直接かかわってきます
のどの渇きを感じてからでは遅いので、定期的にこまめな水分補給を心がけましょう!
柏
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