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感染症とはいったい何だろう?
2020-01-28おすすめ
こんにちは、柏です
今中国で新型肺炎が流行っていますね
現在、中国以外に16か国で感染が確認されてるそうです
日本でも感染者が発見されてニュースで連日報道されています
風邪やインフルエンザも流行する季節、感染症について理解があると必要以上に不安にならなくて済むかも!
というわけで、今日は感染症について書いていきます
~そもそも感染するってどういうこと?~
『感染』とはウイルスや細菌などの 病原微生物 がヒトの体内に入り増殖することを言います
その病原微生物により発熱や咳といった好ましくない生体防御反応が引き起こされた状態
↓
つまり発病した状態が感染症です
~どうやって感染するの?~
感染症となるかどうかは、病原体の『感染力』と体の『抵抗力』とのバランスで決まります
感染していても症状が出ないこともあり、これを不顕性感染といいます
不顕性感染の場合、免疫によって病原体が消えていくこともありますが
本人は症状が出ていなくても病原体を保有している状態なので
家族に高齢者や小さなお子さんがいる場合は注意が必要です
~細菌とウイルスの違いと特徴~
細菌とウイルスの大きな違いは生き物かそうでないかで分けられます
・細菌 (サルモネラ菌、O-157などの大腸菌など)
細菌はウイルスに比べて大きな病原体です 大きさは1~5㎛(マイクロメートルは1000分の1~5mm)
栄養分や温度などの条件が合えば、自分の力で増殖することができるので、食品に中で増殖し食中毒などを引き起こします
・ウイルス (インフルエンザ、ノロウイルスなど)
細菌に比べてウイルスは小さな病原体です 大きさは10~400㎚(ナノメートルは100万分の1mm)
電子顕微鏡でないと確認できない大きさで、栄養分があっても自分で増殖することはできません(自分のコピーを作ることで増殖します
例えるなら「細菌」がソフトボール大とすると、「ウイルス」は米粒大くらいの大きさです
ちなみに花粉は100㎛なので、イメージとしてはバスケットボールよりも大きくなりますね
~感染経路 感染の広がり方~
病原微生物によって感染の広がり方にはいくつか種類があります
・咳やくしゃみなどに含まれる病原微生物によって感染する飛沫感染 → インフルエンザ
・空気中に浮遊する病原微生物によって感染する空気感染 → はしか、みずぼうそう
・皮膚や粘膜の直接的な接触で感染する接触感染 → 手足口病
・病原体に汚染された食品などから感染する経口感染 → ノロウイルス、O-157
1種類の病原微生物であっても複数の感染経路がある場合もあります
~感染を予防するには?~
上にも書きましたが、病原体の感染力より体の抵抗力が高ければ発症することはありません
存在する病原体を0にすることは非現実的です
感染経路に対しての予防策を講じることと、自分の免疫を高めることが自分でできる予防策になります
免疫を高めるには食事や睡眠をしっかり抵抗力を高く保つことです
感染経路に対しての予防策はマスクをすることで空気感染や飛沫感染のリスクを下げ
屋外から帰った際にはうがいや手洗いを徹底して病原体を外から家に持ち込まないことが大切です
病原体を取り除くために必要な手洗いの時間は、30~45秒位だそうなので
石鹸やハンドソープを使って1分手洗いを意識しましょう!!
インフルエンザも風邪も、ニュースで連日耳にする新型肺炎も対策は同じです
免疫を高めるために健康的な生活を送ることが大切
免疫が落ちているかも、と思う方は病原体を増やさないよう意識的に手洗いうがいで予防しましょう!
柏
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