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サクラサク ~今年最後のセンター試験~
2020-01-18おすすめ
こんにちは、柏です
生憎の寒空となってしまいましたが、今日と明日で大学入試のセンター試験が行われています
センター試験は今年度で最後だそうで、来年からはセンター試験に変わり『大学入学共通テスト』というものに変わるんだとか、、
受験された皆さんに春が訪れればいいなぁ〜
合格発表の時に『桜咲く』と表現するのをよく耳にします
桜って、晴れやかだったり、おめでたいような感じがしませんか?
桜から連想されるイメージからその様な使われ方をするのかなと思っていたのですが、きちんと由来がありました。
合格発表、皆さんはどうやって確認されたでしょうか
家から近ければ直接学校まで行けますし、遠い学校であってもインターネットで確認できますよね
インターネットが一般家庭に普及したのは2000年代に入ってからだそうです
それよりもっと前は誰かが直接確認する事が多かったのではないでしょうか
今から60年ほど前はインターネットが普及していないので、地方から受験のために上京した人達は合格発表当日に合否を知ることが難しかったそうです
そこで、1956年(昭和31年)に早稲田大学が『合格電報』を使って受験生に合否を知らせる取り組みを始めました
合格なら『サクラ サク』
不合格なら 『イナホ チル』
桜が咲くのは暖かい時期の訪れや春の到来を
稲穂が散るのは、努力で育った稲穂が実らず散るような
そんなイメージを言葉にしたのかなーなんて思ったりします
早稲田大学の合格電報が他の大学にも伝わり、合格した際の謳い文句として定着したそうです
直接ゴウカク、フゴウカクと表現せずに桜に例えるようになったのは日本らしい表現の仕方だなーなんて感じます
ちなみに、各大学によって文句が違ったりもしたそうで
お茶の水女子大学では合格を 『オチャカオル』
お茶薫る
東北大学では不合格を 『ミチノクユキフカシ』
みちのく雪深し
と表現していたそうです
地方や学校の特色を使って表現していたんですね
皆さんの出身校にも独自の表現がある、かも?
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