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体の仕組みBlog ~消化器系③~
2020-01-17健康情報
こんにちは、柏です
今回のBlogで胃について第三弾になります!
胃に関して大まかな説明だけをしてきましたが、ひとまずこれで一区切りとなります
それでは、今回もお付き合いください!
自律神経って聞いたことあるかと思います
交感神経は戦う神経で、副交感神経はリラックスする神経なんてよく言われますよね
胃も、自律神経の働きで胃液を分泌したり内容物をかき混ぜるために動いたりしています
胃の中で、交感神経と副交感神経がそれぞれどんな風に関係しているのでしょうか?
〜副交感神経が優位な場合〜
食べ物を消化するための胃液を沢山出したり
胃を伸び縮みさせて内容物と胃液を混ぜ合わせます
〜交感神経が優位な場合〜
胃液の分泌と胃の蠕動運動を抑制します
ご飯を食べ終えて、ゆっくりリラックスしている時は消化をして
仕事や運動時は、筋肉や脳に行く酸素やエネルギーを取らないように静かにするような感じでしょうか
その調整を自律神経が担っているんですね
ここで、健康な胃の3つの要素!
①胃酸分泌(消化作用)
②胃粘液分泌(胃粘膜の保護)
③蠕動運動(消化を助ける)
この3つのバランスが上手く保たれている時は、胃の調子が良い時です
よく胃もたれや胃痛を感じる時に胃酸が出過ぎている、胃粘膜がやられていると言いますが
それは、胃を保護する胃粘液と消化作用のある胃酸のバランスによるところが大きいのです
その全てに関係している自律神経のバランスが、胃の調子を左右します
というわけで、自律神経のバランスはとっても大切です!
お腹が空かないけどご飯の時間だからとりあえず食べる
そんな時は自律神経が上手く働いておらず、胃のご飯受け入れ準備が整っていない時だったりします
最初の一口目をよーーく噛むと、唾液が出て脳から自律神経を通じて胃に消化の準備をするようにと命令が届くので
忙しいランチタイムや、胃の調子が思わしくない時は食事の『一口目』を意識するだけでも胃が疲れずに消化してくれたりしますよ!
次回は↓↓
腸で消化される栄養素について紹介します!
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