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体の仕組みBlog ~筋肉編~
2020-01-12健康情報
こんにちは、柏です
体の仕組みBlog第三弾! 今日のテーマは筋肉です
硬い筋肉と柔らかい筋肉、皆さんの筋肉はどちらでしょうか?
筋肉が柔らかいというのはどういうことでしょう?
同じ細胞なのに人によって硬かったり柔らかかったりします
人間の筋肉はタンパク質からできていて、タンパク質を細かくするとアミノ酸になります
アミノ酸や、タンパク質自体は種類ごとに硬かったり柔らかかったりはしません
ヨガインストラクターの筋肉も、ストレッチが苦手な私の筋肉も同じタンパク質でできています
筋肉は無数の筋繊維の集合体です
少し細かく話すと -筋原線維- という小さな繊維が集まって -筋繊維- になり、筋繊維が集まって -筋肉- が構成されます
みかんを想像してください
みかんの皮を剥くと一房毎に薄い皮に包まれています
更にその薄皮を剥くとまた細かいみかんの粒がぎっしりと詰まっていますね
-筋肉- が みかん1個
-筋繊維- が みかん1房
-筋原繊維- が 房に詰まっている粒の1つ1つ
とイメージしてみてください。
そして、筋繊維は複数の膜に覆われて隣の筋繊維と接しています
みかんの房同士を覆う薄皮が、筋肉でいうところの筋膜です
薄皮同士が硬くなってくっついていたら、、、みかんが1房ずつ剥がれにくい!
みかん1個丸々、中の薄皮同士でくっついていたら、、、、揉んでもやわらかくなりません
例えば。ふくらはぎの筋肉の形をした1つのみかんがあって、中の薄皮同士がくっついていたら
伸ばしても中々伸びないし、触れば硬いはずです(そんなみかんはありませんが笑
筋肉でもそれと同じことが起きていて
1個の筋肉の中で膜が硬くて伸びにくくなっていたりくっついていたりすると硬くて伸びにくい筋肉になるんです
細胞の代謝が不活性になる大きな要因が、循環不良
普段から筋が伸び縮みしていて血液の循環がスムーズに行われていると
血流にのって新鮮な酸素と栄養をたっぷり乗せた赤血球が体の隅々まで届き細胞は代謝します。
ですが、筋肉が伸び縮みせず循環不良に陥ると筋繊維も筋膜も硬くなってしまいます
私たちが行っているマッサージの目的の一つ
それが、硬くなっていたり癒着している筋肉や組織に対し圧をかけて循環を促進させることです
筋肉が伸び縮みすることで筋肉のポンプ作用が働き、循環が促進されるんですね
自分では伸び縮みさせられない筋肉に対してマッサージすることで循環を促します。
体が温まることでも循環は促されるので、湯船につかったり適度な運動をすることで循環を良くしましょうとお伝えしたりもします。
筋肉が硬いな、と思う方
マッサージを受けてみずみずしいみかん(筋肉)を目指しましょう!笑
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