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鍼(ハリ)治療を受けたことがない方に
2019-11-23PR
加世田 KASEDA
こんにちは、加世田です。東邦マッサージグループでは、唯一横浜店だけが鍼(ハリ)の施術を行なっています。
今日は鍼の施術を受けたことがないお客様に鍼がどんなものなのかご紹介してみたいと思います。
鍼はなぜ効くのか?
痛みや内臓の調子や精神疾患やホルモンのバランスが崩れるなどの体調不良はなぜ起こるのか?
それは体の中をめぐる『気・血』の流れが悪くなるから!
東洋医学(鍼治療)では体の中を流れる『気・血』が大切と考えます。
わかりやすく言うと全身をめぐ血液の流れが悪くなると病気や痛み(体調不良)になっていくということです。
心臓の拍動によって全身にめぐる血液を動かすエネルギーが『気』って考えるとわかりやすいと思います。
血液の流れが悪い場所は、『気』(エネルギー)が足りなくなったり多すぎたりする事で、血流に影響して、その場所が病気や痛み(体調不良)を起こすと考えます。
鍼治療はその流れの悪くなった『気・血』を全身に約370個あるツボの中から適切なツボを選び鍼の刺激によって病気や痛み(体調不良)を改善していきます。
鍼治療はどんな病気に効くの?
ギックリ腰や神経痛や肩こりで病院に行っても痛み止めとシップだけ処方されただけあまり改善しない。首の寝違え、筋違え、関節痛(膝関節、ゴルフ肘やテニス肘、手首、足首の捻挫)
その他にもスポーツ障害、五十肩、胃腸病、生理痛、冷え症、自律神経失調症やホルモン機能の調整や内臓機能の調整する作用など様々です。
コリ感や緊張の強い筋肉に直接鍼を刺すことにより、血流の循環を良くしてほぐす作用があります。
鍼灸は、WHO(世界保健機関)で鍼灸の有効性を認めた病気が発表されています。
鍼は痛くないの?
鍼の太さは髪の毛と同じくらいのもので、使い捨ての鍼を使用しています。痛みはほぼなく、鍼が刺さる瞬間にチクっとするいうよりはチッっという程度です。衛生面では徹底した手指消毒と、鍼はすべて使い捨て(滅菌済み)のものを使用しますので、安心です。
鍼の長さは4~8センチ、太さは0.16~0.25ミリ(一番細い鍼は髪の毛ほど)のステンレス製の鍼をツボに刺していきます。
ちなみに注射針は0.89ミリ 点滴針は0.64~0.89ミリです。
初めての方は、鍼を1本だけで痛みのある所に刺激をするという方法もあります。最初はお試しのワンポイント鍼で鍼がどんなものか試してみてはいかがですか?
癖にならないの?
強い刺激は、徐々に強い刺激を求めてしまいますが、細い鍼での治療は刺激が弱いので皮膚の損傷はほとんど無く習慣になりにくいです。
定期的な治療を受けることで、日頃のストレスから来る身体の歪み(自律神経やホルモン分泌の乱れなど)を修正し、身体が矯正され、病気になりにくくなっていきます。(未病の予防)
今までに鍼治療を施した症例
症例1
60歳 女性
来院時の主訴は肩こりと腰痛(鈍痛)足に痺れや違和感は無いどのことで1時間のマッサージをした後腰の動きや肩の状態を確認した。腰のだるさがまだ残っているとの事だったので、腰に鍼治療を承諾の上、6ヶ所腰へ刺入(刺したらすぐ抜く)を施し様子を見てもらった。ハリの刺入後は、腰の違和感も無くなっていたので次回早めにもう1回マッサージと鍼治療をしましょうと約束して、一週間後に来院。患者さんの顔が満面の笑顔で入って来られたので、どうなさいました?と聞くと、実はここ1年ほど子宮筋腫からの不正出血が止まらなくて困っていて毎朝大変なことになるほどでふじんかのせんせいと手術するか相談していたところだったそうで、先週腰にマッサージと鍼治療をした次の朝起きてビックリ、
出血が止まってる!
毎日が憂鬱で困っていたので良かった!
とのことでした。推察すると、子宮筋腫と不正出血(生理不順)などと腰痛の時に治療に使うツボか同じだったため効果があったと思われる。
症例2
65歳 女性
大腸ポリープ(上行結腸、盲腸の近く)で内視鏡で除去したが大腸から出血し、緊急開腹手術し、無事退院。いつも元気に大きな声で挨拶していた治療院の近所のお母さん。退院して暫くした日に、蚊が飛ぶような か細い声で『お通じが無いの!』腸閉塞を起こして便が盲腸の辺りで詰まってしまっているとのこと!そのため、胃までが膨満感で苦しくなっている。食欲も無くなって元気が出ない。との事だったので鍼治療を奨め、
腰周り、お腹、足や手にあるお通じが良くなるツボへ置鍼15分と腰周りお腹のマッサージを3日連続で施術したら、日に日に声のハリが大きくなっていき、四日後には大きな声で挨拶できるまで回復しました。
症例3
35歳 男性
ゴルフ場のU字溝で足を取られ捻挫。お医者さんからは軽く靭帯も痛めてる。とのことで、病院から松葉杖をつきながら来院(草野球時の知り合い)足首の周りに置鍼とパルスで15分の後触診しながら痛みのある所へ刺入。体重をかけてもらい痛みの確認で大丈夫そうなので終了した。帰りは松葉杖を持って帰って行きました。翌日痛みはまだあるが腫れがないとのことであと2回の鍼治療でほぼ完治した。
このような症例のように、全ての症例が数回の鍼治療で改善する訳ではではなく、慢性化した症例や老化による変性出起こる痛みなどは完治までは至らない場合もあり、それ以上の悪化を予防したり遅らせたりする為に行う鍼治療もあります。
鍼は怖いと門前払いしないで、お医者さんで注射を我慢して予防接種を受ける様に、痛いところや違和感のあるところへチョット鍼をためしてみませんか?
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