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遊走腎からくる腰痛 と 週間スタッフスケジュール『5月12日(月) 〜 5月18日(日)』
2025-05-11PR
加世田 KASEDA
こんにちは、LUXAS+横浜元町中華街です。
暖かくなって来て過ごしやすい日が増えて来ます。
が、湿気も増えて来て体がだるくなったり関節が痛くなったり、
突然痛みが出てしまうこともあります。遊走腎からくる慢性腰痛のもなりやすいのでお気をつけください。
今週は、小澤先生の出勤が変更します。15日(木)を出勤して18日(日)がお休みになります。
遊走腎とは、立位になった際に、通常よりも腎臓が下垂してしまう状態を指します。医学的には、2椎体以上または5cm以上下垂した場合と定義されています。以前は腎下垂とも呼ばれていました。
原因 腎臓は通常、脂肪組織や腹部の筋肉によって支えられていますが、これらの組織が十分に発達していない痩せ型の女性に多く見られます。急激な体重減少や腹筋の低下なども原因となることがあります。男性よりも女性に多く、特に若い痩身の女性に多い傾向があります。右側の腎臓に起こりやすいとされています。
症状 遊走腎があっても、多くの場合自覚症状はありません。健康診断などで偶然、血尿や蛋白尿が見つかり、検査の結果遊走腎と診断されることもあります。
症状が現れる場合は、以下のようなものがあります。
• 腰痛や側腹部痛: 立っている時や重いものを持った時に起こりやすく、横になると楽になることが多いです。
• 消化器症状: むかつき、食欲不振、嘔吐などを伴うことがあります。
• 尿の異常: 血尿や蛋白尿、排尿困難、頻尿などがみられることがあります。
• その他: まれに、頭痛、耳鳴り、倦怠感などを訴える方もいます。
症状の程度は、腎臓の下垂の程度や、尿管が引っ張られたり、圧迫されたりすることによって起こる水腎症の程度によって異なります。
診断 立位と臥位での腎臓の位置を画像検査(腹部超音波検査、CT検査など)で比較して診断します。尿検査で血尿や蛋白尿の有無を確認することもあります。
治療 多くの場合、無症状であれば特に治療は必要ありません。症状がある場合は、以下のような保存的療法が行われます。
• 生活指導: 長時間立ち続けることを避けたり、腹筋を鍛える運動をしたりすることが勧められます。肥満気味の場合は、減量も有効です。
• 対症療法: 痛みが強い場合には、鎮痛薬が用いられることがあります。
症状が改善しない場合や、日常生活に支障をきたす場合には、手術(腎固定術)が行われることもあります。近年では、腹腔鏡手術で行われることが多く、体への負担も軽減されています。
遊走腎自体が腎不全に進行することはほとんどありませんので、過度に心配する必要はありません。しかし、症状がある場合は、泌尿器科を受診して相談することをおすすめします。
症状が軽く、腰のあたり(腎臓の高さ)に鈍痛があったり、腹部(おへその横)あたりにも圧痛があるとき、腹部マニプレーションという手技で腎臓の位置を少し動かすことで腰の痛みや鈍痛が緩和されることもあります。もし腰の上のあたりに鈍痛があり、なかなか改善しない時は早めに試してみてはいかがですか!!
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