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週間スタッフスケジュール『1月8日(月) 〜 1月14日(日)』とホタテ
2024-01-07PR
加世田 KASEDA
こんにちは、LUXAS+横浜元町中華街です。
2024年1月も2週目に入りましたね!
年始に能登で大きな地震が発生して、多くの方が犠牲になり、
被災して避難している方も多くいらっしゃいます。
未だ救出されて居ない方もまだいる様です。
また、羽田空港では、その被災者への支援物資を乗せた海保の飛行機が、
旅客機と衝突炎上も起きてしまいました。日本のみならず世界中で異変が多数起きています。
皆様が早く元の生活に戻れます様に祈っています。
こんな時は、足元をしっかり据えて、しっかり前を見て生活していきましょう!
LUXAS+横浜は、1月1日以外、年中無休で皆様をお待ちしております。
ホタテ
1月の魚には、寒ブリやカレイ、ホタテなどがあります。これらの魚は1月に旬を迎えるため、美味しい食材として利用されます。寒ブリは脂がのっており、身がしっかりしていて人気があります。カレイは身が白くて柔らかく、ホタテは甘みがあります。これらの魚は、1月においしい料理を楽しむための素材として利用されます。
農林水産省が発表した、2022年農林水産物輸出入情報によると、ホタテは水産物の中で国内トップの輸出量を誇る食材です。輸出量の多さに伴って発生するのが、大量のホタテの「貝殻」。その量は、毎年約20万tにものぼると言われています。
以前は、近隣の山に埋めるなどの方法で処理していたホタテの貝殻ですが、次第に堆積場所や処分先の確保が難しくなっていきました。
加えて問題視されてきたのが、土壌汚染や生態系への影響です。山に埋めたホタテの貝殻に含まれる塩分が土に溶け出すことで、土壌汚染の原因となっていたのです。
このような状況を改善しようと、自治体や企業などでホタテ貝殻の再利用が進められてきました。現在は発生するホタテ貝殻の約99\%が再利用されています。
ホタテ貝の殻の成分
ホタテ貝の殻の主な成分は、炭酸カルシウムです。ホタテ貝殻の99\%を占める炭酸カルシウムは、粉末にして熱を加えることにより「焼成カルシウム」に変化します。
「焼成カルシウム」とは、高温で加熱することでできる、天然の酸化カルシウムです。酸化カルシウムは水に溶かすことで天然のアルカリイオン水(電解水)となり、様々な効果を発揮します。
ホタテ貝の殻の効果
ホタテ貝殻を焼成することでできた酸化カルシウムには、次のような効果があるとされています。
• 洗浄作用~油汚れ、皮脂などの洗濯汚れ、食材の農薬剥離
• 除菌、抗菌作用~O-157、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌、水虫菌
• 防虫効果
• 消臭効果~腐敗臭、アンモニア臭、アセトアルデヒド(アルコール)臭
• 口臭予防、虫歯や歯周病の予防
このように、ホタテの貝殻から得られる成分には、優れた効果が多くあることが伺えます。
また、ホタテの貝殻は100\%天然素材ですので、環境にはもちろん、人体にも安心して使えるところも嬉しいポイントです。
ホタテの貝の殻には、優れた洗浄、除菌、抗菌、消臭などの効果があることが分かりました
肥料・飼料
ホタテ貝の殻の主成分であるカルシウムには、作物が育ちやすい土壌に改良する(雨などで土壌が酸性に傾いた時に、アルカリ性に調整する)作用があります。ホタテの貝殻に含まれる塩分を取り除くことにより、作物を育てるための肥料として再利用されるようになりました。
ホタテの貝殻由来のカルシウムは雨でも溶けやすく、固まる心配がないので、肥料としてぴったりの成分といえるでしょう。土壌のpH値を調整することで、作物の品質向上や収穫量の増加に貢献しています。
カルシウムのほかにもチッソやリン酸、ミネラルなど、作物が育つために必要な要素を含んでいることも特徴です。
また、ホタテの貝殻からは有用なカルシウムを補給できるとして、鶏の飼料としても再利用されています。
洗剤
ホタテ貝殻の洗浄力を活かした身近な再利用法のひとつに、洗濯用洗剤があります。界面活性剤を使用していない天然由来の成分で、衣類や肌に優しい洗いあがりが特徴です。そのうえタンパク質を分解する働きにより、落ちにくい汚れもしっかり落としてくれます。
ホタテの貝殻を使った洗剤は、洗浄力が高いだけでなく、除菌や消臭効果も高いという優れもの。例えば漁師さんの作業服についた生臭い匂いも、気にならなくなるほどの効果があるとか。
また、ホタテの貝殻は洗濯用洗剤だけでなく、野菜や果物に残っている農薬や菌を剥離するための洗浄剤としても再利用されています。表面に付着している不純物を取り除くことで鮮度が保たれるだけでなく、素材本来の味、食感を味わうことができるとされています。
歯磨き粉
ホタテ貝殻を使用した歯磨き粉も登場しています。天然由来の洗浄成分に加えて、口臭予防や歯槽膿漏、虫歯予防にも効果があると言われている注目の製品です。
北海道では、大学との研究により、歯と同じ成分である「アパタイト」をホタテ貝殻から作ることに成功した企業も現れました。研磨剤が入った歯磨き粉とは違い、磨きながら歯を修復していくのが大きな特徴。従来の歯磨き粉の概念を変える「新時代の歯磨き粉」と言えます。
チョーク
ホタテの貝殻の主成分である炭酸カルシウムの「白さ」を活かして、ホタテの貝殻はチョークとしても再利用されています。
ホタテ貝殻の粉末を固めて作るチョークは、折れにくさ、書き味、消しやすさなど細部の性能にこだわって開発されたそう。製品化に成功したホタテ貝殻を活用したチョークは、北海道から沖縄まで全国の学校などで使用されています。
そのほか
まだまだある、ホタテ貝殻の再利用方法。次のようなことにも使われているんですよ。皆さんの身近でも、実はホタテの貝殻が活用されているかもしれません!
【ホタテ貝殻を再利用したアイテムの例】
◯アスファルト
◯タイル
◯ラインパウダー
◯ヘルメット
◯建築材料(塗料、壁材など)
◯石鹸
◯凍結防止剤など
呼吸器系や肌が敏感な人は注意して
粉砕したホタテの貝殻は、粒子が細かいため、誤って吸引してしまう可能性も少なくありません。自然素材とはいえ、強アルカリ性であるホタテの貝殻を吸い込んでしまうことは体にとって悪影響。取り扱いには十分注意が必要です。
また、強アルカリ性であるホタテの貝殻には、肌の油分や水分を吸収しやすいという特徴があります。肌が弱い方、敏感な方は手袋などで保護してから使用することをおすすめします。
アルミニウム製品に使用するのはNG!
粉砕し、加熱したホタテの貝殻は強アルカリ性となるため、アルミニウムに使用すると黒ずみや劣化の原因となってしまいます。アルミニウム製品の洗浄には使わないようにして下さい。
特に鍋ややかんがあるキッチンで、ホタテの貝殻を再利用した洗剤を使用する場合は、アルミニウム製品がないか事前に確認しておきましょう。
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