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週間スタッフスケジュール『10月16日(月) 〜 10月22日(日)』とカワハギ
2023-10-15PR
加世田 KASEDA
こんにちは、LUXAS+横浜元町中華街です。
杞憂な気温の変化で、風邪をひいている方や鼻炎の症状が出ている方が目立っています。
一枚上着を持ち歩く方がいいかも!昼と夜の寒暖の差が大きいと体調を崩します。
そんな時は早めのケアが大切です。肩こり腰痛の増える季節です。
LUXAS+横浜はいつでもお待ちしています。
カワハギ
漁獲量がさほど多くないため小売店に出回ることはあまりありませんが、とても味がいい魚として知られています。
とくに肝は海のフォアグラと呼ばれることがあるほどの美味しさです。
カワハギはフグ目カワハギ科カワハギ属の海水魚です。
フグ目という通り、フグの仲間です。
漁獲量は多くはないものの、北海道を除く日本全域で捕ることができるため全国で食用にされています。
ひし形の身体にすぼまった口という見た目はコミカルな印象です。
愛嬌のある見た目に反して、カワハギの性格はかなり獰猛とされています。
このすぼまった口には硬い歯がついていて、貝など硬い餌でも殻を砕いて食べてしまいます。
集団で大きなエチゼンクラゲに襲い掛かって、クラゲの身を食いちぎってしまうことも。
またカワハギは器用に釣り餌だけを取っていってしまうことが多く、釣り人の間では餌取り名人と呼ばれることもあります。
浅いところで生息している魚のため護岸や波止場から釣ることもできますが、カワハギ釣り専門の乗合船も神奈川県三浦半島を中心に通年営業しています。
カワハギは、名前の如く口元のところに包丁を当て、くるりと一周させて切れ目を入れると後は手で綺麗に皮が剥がれます。(皮は鮫肌のようにザラザラしているんです。食感はふぐにそっくりです。
カワハギの肝は秋冬が美味しい
カワハギには身の旬と肝の旬があります。
カワハギの身は1年中いつでも美味しく食べられます。
1年を通して味わいは変わるものの不味いとまでいわれるような時期はありません。
どの季節でも新鮮であれば刺身(フグと同じように薄造り)にして美味しく食べることができます。
とくに産卵を終えた夏の時期は体力を取り戻そうと餌をたくさん食べて身体が大きくなっているため、夏が旬といわれる由来になっています。
通説のひとつではありますが、真夏には出荷されないフグの代わりに、フグ目でフグの仲間といえるカワハギの流通を夏に増やしていたため、夏が旬とされるという説もあります。
一方、秋冬が旬というのはカワハギの肝に注目した時の旬です。
カワハギは肝を食べる魚といわれるほど肝が美味しい魚です。
カワハギの肝は秋から冬にかけて大きくなっていきます。
秋冬のカワハギは肝がパンパンに膨れ上がることから肝パンと呼ばれることもあるほど。
一般的に魚は冬になるにしたがって、寒さに耐えるために身に脂肪分を蓄えていきます。
カワハギは寒くなってくると身ではなく肝に脂肪分を蓄えるため、肝が大きくなるのです。
稀代の美食家として知られる芸術家、北大路魯山人もカワハギの肝の味を評価しています。
著書のなかで『かわはぎの魚体は、さまで美味いとは言い難いが、しかし、その肝に至っては並々ならぬ特別の美味さを有もっている。これあってこそ、このさかなが価値づけられているわけである』という一節があります。
身も充分美味しいカワハギですが、肝に真価を見出す人が多いのも事実です。
カワハギの肝は新鮮であれば生食が可能です。
生の肝を醤油に溶かし、刺身に付ける肝醤油にするのはカワハギの食べ方の定番。
生臭さもなく、海のフォアグラという異名も頷ける美味しさです。
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