７月の野菜：茗荷

ミョウガは地下に地下茎を伸ばして広がります。地表に伸びている葉が付いた茎の様なものは茎ではなく偽茎と言われるものです。そして、赤い芽の様なもの、いわゆるミョウガが土から顔を出すのですが、これは花のつぼみのようなものなんです。なので、ミョウガの事を「花みょうが」と呼んだりします。。ミョウガの断面を見るとタケノコの皮のように幾層にも包まれた芯の先に花芽ができ始めているのが分かります。
白い可愛らしい花が咲きます。　
ミョウガは本州から沖縄まで自生する多年草であり、食用に栽培しているのは日本だけで、日本でしか食べられない野菜です。
ハウス栽培されているので年中出回っています。

茗荷の地下茎を「茗荷竹」という
新芽、葉の事を「たこな」という
ほとんどが栽培物で「食べると物忘れがひどくなる」と言われているが、科学的根拠はありません。

栄養
独特の香り成分は αピネン
αピネンには食欲増進、消化増進、発汗作用、眠気冷まし、熱冷ましなどの効果があります。
αピネン は切ってから時間が経つとなくなってしまいます。
ミョウガの香り成分には集中力を増す効果があります。