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一度損傷すると治らない?? 軟骨のお話
2023-07-15健康情報
こんにちは、元町店の柏です
最近走ると膝が痛くなってしまい気持ちよく走れません、、、
運動不足が祟って膝に負担がかかった様なので
必死にフォームを修正しています笑
関節の痛み=軟骨がすり減っているから というイメージを持っていませんか?
一度すり減った軟骨は治らない、なんて話も聞きます
今回は「軟骨」について調べてみました、よければお付き合いください!
軟骨の仕事は〜関節部分の摩擦を減らす〜ことで
肘や膝の関節部分を薄く覆っている(⇒で指した黄色い部分)のが硝子軟骨と呼ばれるツルツルした軟骨
この硝子軟骨には「血管」が通っていません!!
血管が通っていないから軟骨は白く濁っていて半透明というわけなんです
私たちの体が傷ついた際、どうやって治っているのでしょうか?
傷ついた細胞が治るのは、傷ついた細胞を修復するための材料(栄養)が血液によって運ばれるから
皮膚や筋肉、内臓の細胞は傷ついても血管が通っているので自然と治っていきます
と こ ろ が
先ほど書いたように、関節部分の軟骨には血管が通っていません
血液の通り道である血管がない ということは 血液によって栄養や老廃物を運べない ということ
よって軟骨細胞は一度傷つくと再生されない、と言われているのです
勘違いしやすいのですが、軟骨細胞自体は傷ついた部分を治したり増えたりする能力があります
「修復するのに必要な環境がない」ために傷つくと元に戻らないと言われているだけです
なので手術で体から取り出した軟骨細胞を体外で培養してから、その軟骨細胞を戻すという治療法もあるそうですよ
とはいえ、最初から傷つかないに越したことはありませんよね
ケガ以外で軟骨が傷つく主な原因は、使い過ぎによって継続的に負荷がかかってしまうことにあります
「使い過ぎ」といっても、傷つけてしまう原因は人それぞれ
スポーツを例に挙げるとバレーやバスケの様なジャンプ動作では膝
野球のような投球動作では肘の軟骨に負荷がかかりますし
特に強い負荷をかけず日常生活を過ごしているだけでも
筋力不足が原因で関節部分にかかる負荷が増えた結果痛めてしまう、なんてこともあります
反対に、運動不足などで日常的にかかる負荷が少ない状態が続くと軟骨組織が弱くなります
弱くなった軟骨は歩行や階段の上り降りなどの動作にも耐えられなくなり、結果的に傷ついてしまう場合もあります
高齢になってから関節に痛みを感じるのは、このパターンに当てはまることも多いです
いずれにせよ、負担がかかるようになった原因が必ずあるので
関節を動かした時に違和感や痛みがある場合、先ずは整形外科などで一度診てもらいましょう
残念まがらマッサージで損傷した軟骨を修復することはできません
が、負担の原因となっている筋肉のコリや緊張を緩めることで症状を緩和することはできます
痛みや違和感があるとトレーニングやリハビリに対してなかなか前向きになりづらいので
先ずは痛みを和らげるためにマッサージを受けていただくことをおススメします!
軟骨について、いかがでしたか?
軟骨も筋肉と一緒で使いすぎても痛めるし運動不足でも弱ってしまいます
関節に限らず、違和感や疲れを感じた時はぜひマッサージを受けにお越しください!!
~柏~
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