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自分に合っている寝姿勢は?
2023-05-18おすすめ
自分に合っている寝姿勢は?
こんにちは。
LUXAS+横浜 新井です。
毎日、仕事で疲れて帰る私は、ベッドに入るとあっという間に寝てしまいます。
まず仰向けに寝てフーっと深呼吸。
気持ち良い・・・・
私は仰向けで寝るのが好きですが、みなさんはどうですか?
あお向け?横向き?うつ伏せ?
・いろんな寝姿勢のメリット・デメリット
仰向け
背中全体で体重による圧力(体圧)を支えるので身体への負担が少なく、最も安定した寝姿勢です。
手足を動かしやすく、体液循環が良いため筋肉がコリにくいと言われており、猫背の改善や防止に期待できます。
リラックスした状態の寝姿勢です。
一方、仰向けの場合は舌が重力で落ち込むため、気道が塞がれやすく、横向きに比べると、いびきにつながるリスクがあります。
メリット:背骨と首を真っすぐに保つことができる
体圧が均等に分散されて負担が少ない。
デメリット:重力により舌や軟口蓋が落ち込み、気道が狭くなる
反り腰の人は腰への負担になりやすい。
横向き
いびき予防に有効な寝姿勢の横向きは、舌が落ち込むことによる気道の妨げが起きにくいため、いびきをかきにくく、呼吸がしやすくなる寝姿勢と言われているので、肥満や扁桃腺肥大などで気道が狭くなっている人向きです。
また、腰の角度を自由に調整できるため、腰に負担がかかりにくいです。
一方、身体とマットレスの接する面積が小さいため、長時間横向き寝の状態が続くと血流が悪くなり、筋肉のコリや冷えの原因になることがあります。
メリット:舌が落ちることが少なく気道が狭くならないため、いびきをかきにくく、呼吸がしやすい。
デメリット:身体が歪みやすくなる。コリや冷えの原因となる。
うつ伏せ
精神的に落ち着く寝姿勢と言われていますが、背骨や首がねじれるので注意しましょう。
身体の前面を下にして寝ることでお腹が温められ、リラックスしやすく、安心感を得られるという人もいます。
横向き寝と同じく舌の落ち込みによる気道の妨げがないため、いびきをかきにくくなるほか、肺に心臓の重みがかからない寝姿勢なので、咳が出ているときは呼吸がしやすいとも言われています。
一方、首を曲げて顔を枕に押し付ける形になるため、寝起きのときに首の痛みやコリ、顎関節症や歯並び、顔の輪郭の歪みのリスクが高まります。
うつ伏せ寝は入眠時などの短時間のみの場合は良いですが、長時間はおすすめできません。
メリット:仰向けで寝ているときに気道が狭くなることでいびきをかいてしまう人は、いびきが止まる。
デメリット:背骨・首がねじれることで、痛みの原因になる。
窒息防止の観点から赤ちゃんや高齢者にはおすすめしません。
・右向きで寝るのは消化に良い?
人間の内蔵は左右非対称のため、右向き寝と左向き寝では下側になる内臓が異なります。
そのため右向き寝と左向き寝だと、それぞれ違った影響を身体に与えます。
例えば、右向き寝だと、胃の形が身体の右側に向かってカーブしているため、食べ物の移動がスムーズになり消化に良いという説があります。
一方で、左向き寝だと消化器系の臓器への圧力が少なくなり負担を軽減できるので、消化作用がアップするといわれています。
・こんな説も・・・・
利き手、利き足の逆側を下にして胎児姿勢になる横向きが良いという説もあります。
右利きの人は左側を下に、左利きの人は右側を下にし、膝と腕を軽く曲げて胸の前に軽く引き寄せる姿勢を取ってみましょう。
この姿勢がおすすめの理由は、利き手・利き足が上にあることで、脳が本能的に安心感を得られ、より深い眠りにつくことができるためです。
上述の通り、横向きで寝る姿勢にも肩が内側に入ったり、足を組んだ状態になったりとゆがみを引き起しやすくなるデメリットがあるため、注意が必要です。
・症状別の寝姿勢
腰痛が緩和する寝姿勢
おすすめの1つめの寝姿勢は「横向き寝で足の間に枕やクッションを挟む」です。
こうすることで、腰と足の高さが平行になり、腰の痛みが緩和されるといわれています。
ポイントとして、身体を少し丸めた状態で横になるようにしましょう。
2つめの寝姿勢は「仰向け寝で両膝を曲げてクッションを膝の下に置く」です。
あお向け寝のほうが慣れている場合は、この方法で腰が少し楽になることがあります。
腰の反りをつくらないようにして両膝を曲げてクッションなどでリラックスしやすいポジションを探すことがポイントです。
また、うつ伏せ寝は腰が常に緊張状態にある姿勢なので、症状を悪化させてしまうことがあるため避けるようにしましょう。
肩こりになりにくい寝姿勢
おすすめの寝姿勢は「仰向けね」です。
あお向けに寝ることで肩の周りの筋肉がリラックスし、血流も良くなるので自然とコリがほぐれやすくなります。
さらに肩こり解消・防止には枕の高さが合っていることも重要です。
頭を乗せたときに敷き寝具と首の角度が約5度になるのが理想的といわれています。
肩や肩甲骨が敷き寝具にしっかりついているかどうかもあわせて確かめましょう。
いびきに効果的な寝姿勢
おすすめの寝姿勢は「横向き寝」です。
重力の影響で舌が喉の奥に下がってきて、周辺の筋肉も緩むので気道が狭くなります。
この狭い気道を空気が通るとき、周辺の粘膜を振動させて音が出るのが「いびき」です。
横向きで寝ると気道が塞がれるのを防ぐことができるため、いびきの軽減に効果的です。
逆流性食道炎を起こしにくい寝姿勢
おすすめの寝姿勢は「左側を下にして横向き寝」です。
食べ物は胃腸を通るときに、左から右に流れていき、右側を下にして寝ると食べ物が腸に向かいやすくまりますが、一方で構造上の理由から、逆流性食道炎がおきやすくなります。
左側を下にして横向きに寝ると胃のふくらみの部分に食べ物が収まるため、逆流性食道炎が起きにくくなります。
・まとめ
日中だけでなく、寝ているときも自分のコンディションや悩みに対して有効な寝姿勢を知り、意識することが大切です。
寝姿勢が悪いと、骨や筋肉、内臓への負担が増し血行やリンパの流れが滞ってしまうので、結果として、睡眠中でも身体が緊張状態でリラックスできず、眠りが浅くなったり、睡眠の質の低下につながってしまいます。
ご自身にあった寝姿勢はどれか考え、実践してみることで睡眠の重要な役割の1つである「疲労回復」の効果を最大限に高めて、日中に頑張った脳や身体を充分に休息させましょう。
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