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続・猫背ってなんですの?
2019-01-12健康情報
みなさんこんにちは!藤倉です。
みなさんは覚えているでしょうか‥僕が以前猫背についての記事を投稿したのを。
「猫背ってなんですの?」
https://www.toho-massage.com/salon/yokohama/news_detail.php?id=287
そう、これです。この記事の最後に猫背によって起こる弊害と、猫背の改善方法についてお伝えすると書きました。
というわけで今回はそれをテーマに書いていきたいと思います。
猫背の弊害①「首や肩のこり、背中のハリ」
猫背の弊害としてまず第一に挙げられるのがこの首肩こりです。
これについては前回そのメカニズムについてお知らせしました通りです。
他にも腕が上に上がらない、頭が上を向けないなども同じ理由で起こってきます。
テニスのサーブで腕を高く挙げたいのに、猫背のせいで上がらない。
スナッチのキャッチが頭上でできず、前に落としてしまう。
バイクのTTポジションで首が異常に疲れる。
猫背のせいで冬の綺麗な星空が見上げられない。
といった由々しき事態が起こり得るのです。
猫背の弊害②「呼吸が浅くなる」
深呼吸する時ってみなさんどうしますか?
だいたい体をのけぞらせますよね。その時何が起こっているかというと、肋骨や胸骨(胸の真ん中にある骨)が
前、かつ上の方に持ち上がり、背骨は後ろにそっていきます。そうすることで肺は大きく膨らみ、中に大量の酸素を
取り込むことができるのです。深呼吸をしなくても、通常の呼吸でも同じことが起こっています。背骨がある程度
(基本的には後ろに丸まってはいますが)まっすぐに伸びており、肋骨が上方に持ち上がりやすくなっていることが大切です。
これが猫背だと、背骨が過度に丸まってしまうことで、肋骨は上方に持ち上がるのを妨げられ、肺が膨らむスペースが
作られにくいです。そうすると、空気が取り込みづらいということになります。
ちょっと試してみてください。背中を丸めておへそを覗き込むような姿勢で深呼吸を。
できました?
次は背すじを正して、遠くの方を見ながら深呼吸を。
どっちの方が自然に空気を取り込めそうですか?
これはちょっと大げさにやってますけどどう考えても背すじが伸びてる方が楽に空気が入ってきますよね。
丸めた姿勢で同じ量を吸い込もうとすると、浅い呼吸で何回も吸わなくてはならないのです。
マッサージを受けて、猫背が改善され、肋骨の動きも良くなると、「空気がすごい吸えるようになった!!」と
驚かれるお客様も多いですよ。
ここまで2つの猫背の弊害を綴ってまいりましたが、字数の関係上今回はここまでとさせていただきます。
僕自身猫背でこんなに長くなると思っていませんでしたが、もう少しお付き合いくださいませ。。
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