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夏日が続く今「寒暖差アレルギー」に注意!
2023-05-04健康情報
5月に入ったばかりですが外はだいぶ暑くなってきました
GWも最高気温が25℃以上の日が続いているようで、お店でもエアコンを稼働させています
最高気温と最低気温の差が7℃以上ある場合、温度変化に対応できずにアレルギー症状が出ることがあります
今回はそんな「寒暖差アレルギー」について調べてみました
〜寒暖差アレルギーとは?〜
毎年季節の変わり目になると鼻水が止まらなくなるけれど、熱も出ないし風邪をひいた感じはしない、、、
「寒暖差アレルギー」とは名前の通り昼と夜の気温差でアレルギー症状が現れ、鼻水が主な症状です
発熱や倦怠感は伴わず、花粉症のように目が痒くなったりすることもありません
特に季節の変わり目に発症することが多く、医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれます
昼夜の寒暖差によって鼻粘膜の血管が急激に拡がり、炎症が起きたような状態になることで鼻水が止まらなくなったり人によってはくしゃみが出たりします
寒暖差アレルギーにはアレルギーを引き起こす原因となる物質(抗原)が存在しません
抗原が存在しないために治療薬は存在せず、症状がひどい場合は対症療法としてアレルギー症状を抑える内服薬や点鼻薬を用いて対処することになります
そこは花粉症やハウスダストに起因するアレルギーと大きく違う点ですね
〜対策は?〜
寒暖差アレルギーの原因は「急激な温度変化に対応できないこと」です
なので、体温を上げて外気温との温度差を減らすことが根本的な対策になります
自然界に生息する動物たちは基礎代謝が高く、周囲の温度変化に大きく左右されずに過ごしており
動物とヒトの平均体温には大きな差があります
・ヒト 36〜37℃
・犬や猫 38〜39℃
・鳥 40〜42℃
犬や猫、鳥が鼻水を垂らしていたりくしゃみをしているのは殆ど見たことがないですよね笑
仕事や家事で体を動かさずにいると、代謝も下がり温度変化に対応できない状態になりがち
軽い運動や入浴をすることで代謝が上がり、自律神経のバランスを整えることにも繋がります
血管が拡張・収縮するのは交感神経と副交感神経の働きによってコントロールされるのは鼻粘膜の血管も同様
つまり自律神経が整うということは、鼻粘膜の血管にも影響するということなんです
〜まとめ〜
・寒暖差アレルギーは気温が7℃以上差がある日に起こりやすい
・代謝が低いと外気温の変化に対応できないため症状が出やすい
・運動や入浴で代謝を上げる+自律神経を整えて温度差に左右されない体になることが大切
花粉症が落ち着いたようだけれど、鼻水やくしゃみは止まらずに出続けている
心当たりのある人は「寒暖差」を意識してみてはいかがでしょうか
暖かくなって気持ちいい時期に鼻水やくしゃみが気になってしまうのは残念ですよね
暑い日が続きますが気温が下がる夜に困らないように、お出かけの際には羽織るものを1枚持っていくのも大切です
これからの季節を楽しむための準備として、運動や入浴で代謝を上げて体をつくっていきましょう
柏
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