News最新情報
食後の散歩で血糖値を下げよう
2022-12-04健康情報
食後の散歩で血糖値を下げよう
こんにちは。
LUXAS+横浜 新井です。
12月に入り忘年会、クリスマスなどで、食事の機会も増えてきますよね。
普段から食べ過ぎなのに、さらに食事の量が増えてしまう、、、、、と心配になってしまう方々も多いのでは。
そんな方におすすめなのが食後の散歩。
急激な血糖値の上昇を抑え、緩やかにしてくれる効果があると多くの研究で言われています。
・血糖値
食後は内臓を休ませたほうが良いという説もありますが、実は食後に散歩を勧める研究結果もたくさんあります。
食後のその習慣が血糖値にもたらす健康効果は絶大。
「血糖値スパイク」と呼ばれる急激な血糖値の上昇は、あらゆる病気の原因になると言われています。
糖尿病、慢性疲労、不眠や更年期症状、ひいてはうつに至るまで、多くの病気の引き金になりうるのです。
・食後の散歩が鍵
生活習慣の予防のためには、毎週150分ほどの適度な運動が望ましいとよく言われるものの、継続的な運動習慣を身につけるのはなかなか難しい場合もありますよね。
しかし、新しい研究によるとたった2分~5分の食事後のウォーキングだけでも血糖値に良い影響を与え、2型糖尿病を予防する可能性があることがわかってきました。
・効果的なのは食後の60分~90分以内
食後の60分~90分以内(血糖値がピークに達する時間帯)の歩行は、座ったり立っていたりする場合と比較して、より緩やかな血糖値の変化との関連がみられるそうです。
このことは、血糖値の急激な変動を避けたい糖尿病予備軍や糖尿病患者にとって良い知らせですよね。
ただし、食後すぐにあまり激しい運動をすると、消化不良や腹痛を起こす場合もあるので、食事の量や運動の強度に気を配ることも頭に入れておきましょう。
・なぜ食後60分~90分頃の運動が良いのか
食事を摂取すると、約1時間後に糖が筋肉へ運ばれます
↓
このタイミングで運動をすることで、筋肉への血流量が増えます
↓
筋肉への血流量が増えると、末梢までインスリン(血糖値を下げるホルモン)がいきわたります
↓
インスリンがいきわたると、筋肉へ糖の取り込みが促進されます
↓
食後の血糖値が下がりやすくなります
・なかなか運動する気分になれない、運動する時間がとれない方
おすすめはやはり散歩が良いかと思います。
2分~5分のウォーキングと書きましたが、近所の散歩に10分くらい出てみてはいかがでしょう。
そして、今よりも10分多く身体を動かすことも良いと思います。
「掃除を念入りに行う」、「歩いて買い物に行く」、「自転車で通勤する」など、日常生活で可能なところから始めてみましょう。
・まとめ
運動を継続することで、筋肉量が増え、脂肪が減ります。
そうすると、基礎代謝が上がり、インスリン抵抗性(インスリンの効きにくさ)が改善され、筋肉への糖の取り込みが増えることで、血糖値が下がります。
食事で過剰に摂取したエネルギーを、運動量を増やして消費するのは容易ではありません。
バランスの良い食事を摂取し、適度な運動を続けることが大切ですね。
Commentsコメントコメントする
登録されているコメントはありません