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みんなが気になる むくみ について!
2022-09-13健康情報
みんなが気になる「むくみ」について!
こんにちは。
LUXAS+横浜元町中華街店 新井です。
夕方になると足がむくんで靴が履きずらくなったり、足首に靴下の跡がくっきり残ったり。
また、お酒を飲み過ぎた翌朝は顔がむくんで・・・・。
身体のいろいろな部分に発生し私たちを悩ませるむくみ、特に女性に多いと思います。そこで今回はむくみについて考えてみました。
・むくみは病気ではない
まずむくみに悩む方にお伝えしたいのは、むくみのほとんどは病的なものではなく、体質や生活習慣によるものだということです。
夕方には症状が重くなるけれど、寝れば翌朝は治るという場合はあまり心配はいりません。
急にむくむようになった、片足だけむくむ、痛みを伴うといった場合には病院の受診をおすすめします。
・むくみとは
むくみは「身体の水分と大きく関わる」とは、何となくわかります。
人の身体は、約60%が水分でできているということを聞いたことがある人も多いはずです。
その体内の水分の3分の2は「細胞内液」という細胞の中に含まれる水分で、残りは「細胞外液」といい、血液に含まれる水分や、細胞と細胞の間を満たしている水分です。
これらの水分は、細胞に栄養を送ったり、老廃物を除去する役割を担っています。
細胞や血管の中を行き来して体内の水分バランスを保っているのも特徴のひとつです。
でも、このバランスが崩れて、細胞と細胞の間の水がたまり、異常に増加したのが「むくみ」です。
ちなみにむくみは、いわゆる俗称で、医学用語ではこれを「浮腫(ふしゅ)」といいます。
多くの「むくみ」は、病的なものではありません。
・むくみの原因はなに?
むくみは、毛細血管から細胞の間に流れ出る水分が多くなったり、毛細血管やリンパ管へ吸収される水分が減ることによって起こります。
では、どんな時にそれが起こるのかというと、多くは血液の循環が悪くなったときです。
とくに足は心臓より下にあるので重力の影響で血液が心臓に戻りにくく、ふくらはぎの筋ポンプ作用と静脈の逆流防止弁の働きによって血液を心臓に戻しています。
しかし、立ったり座ったりしたまま身体をあまり動かさないでいると、ふくらはぎの筋ポンプが働かず足の血液の循環が悪くなります。
また、スタイルをよく見せるためにガードルなど窮屈な下着を身につけると血液循環が悪くなり、むくみにつながる場合があります。
アルコールもむくみの原因になり、血中のアルコール濃度が高くなると血管が拡張して、血管から水分が漏れ出すためです。
お酒と一緒に塩分たっぷりの食事を摂っているのも原因です。
さらに身体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるので、塩分を摂り過ぎるとそれを薄めるために水分をため込みやすくなるのでこれもむくみにつながります。
また、女性の場合は、月経周期によるホルモンの関係で、月経前の時期には身体に水分をため込みやすくなり、むくみやすくなるということもあります。
・ふくらはぎ
足のむくみを起こしやすいふくらはぎの筋肉は、下半身に集まっている血液やリンパ液を流すポンプの役割をしています。
そのため、適度に動かしてあげないと下半身に水分がたまりむくみの原因になります。
普段から立ったり歩いたりしているのにむくみが気になるという人は姿勢が悪くふくらはぎの筋肉がうまく動かせてない可能性があります。
かかとの中心に重心を置くように意識し、股関節の部分から足を動かして歩くことを心がけると良いでしょう。
・膝裏
毎日使っている足を労わるためにマッサージを心がけているという方も多いかと思います。
しかし、むやみやたらに揉んでいるだけではよい結果が得られにくいこともあります。
足のマッサージをする時は滞ってしまったリンパが流れやすくなる箇所を中心に行うと良いですね。
そのひとつが膝裏です。床に片膝を立てた状態で座り、指の腹で膝の裏をゆっくりと押してみましょう。
気持ち良いと感じる痛くない程度の力で30秒ほど押すだけなので、毎日続けやすいのもポイントです。
・水分を控えるのは、勘違い
「むくみ=余分な水分」ですが、だからといって水分を控えればむくみを解消できるかというと、そうではありません。
また、水分を摂り過ぎたからといって、それが原因でむくむわけでもありません。
人の身体には、適切な水分の割合があり、それを維持する仕組みが備わっています。
ですから、水分が足りなければ喉の渇きとしてシグナルが発せられたり、水分を摂り過ぎれば尿として排泄されます。
むくみの主な原因は、水分量ではなく血液循環の不良、それを取り除かなければ、むくみは改善されません。
・まとめ
足のむくみの原因となっているのは水分の摂り過ぎではなく、運動や身体の動きが足りていない生活習慣の可能性があります。
むくみを解消するには毎日適度な水分を補給すること、そしてふくらはぎの筋肉を動かすことを意識することが重要です。
座りっぱなしの人は、こまめに立ち上がったり歩いたりしてみましょう。
また、立ち仕事や歩くことが多い人も、歩き方や立ち方を見直してみることをおすすめします。
リンパの流れを良くする膝裏のマッサージも良いので試してみてはいかがでしょうか。
いやなむくみからサヨナラして、身体も気持ちもすっきりしたいですよね。
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