News最新情報
硬くなりがちな筋肉 〜小胸筋〜
2022-08-26おすすめ
こんにちは、元町店の柏です
・子供をおんぶしたり重いリュックを背負う
・デスクワークで丸まった姿勢で長時間の作業
・眠る際は横向きでいつも決まった側を向いて眠る
上記に当てはまる人、心当たりがある人は
〜小胸筋〜 と呼ばれる筋肉が硬くなっているかもしれません
小胸筋とは文字通り胸にくっついている筋肉で、大胸筋の下に存在しています
名前の通り大きな筋肉ではありませんが、小胸筋の下には神経や腋窩動脈が通っているので
小胸筋が硬くなることで腕への血流を阻害したり、神経を圧迫して腕から指先にかけて痺れが出る原因になることもあります
小胸筋が硬くなると肩甲骨が前側かつ内側に引っ張られます(肩甲骨が胸郭にぴったりとへばりつくようなイメージ)
上に書いたように重いリュックを背負ったり、子供をおんぶしたりする際も背中に背負った荷物を支えるために小胸筋が使われるため
日常的に重いものを背負う機会が多い人は小胸筋が縮んでいる事が多いです
眠る際に決まった側を下にして眠る人は、下にした側の肩が長時間圧迫されるため
小胸筋と一緒に肩甲骨や鎖骨周りの筋肉も硬くなりがちです
肩や胸の痛みで、気付いたら肩が回らないなんてことも…
腕を骨折して長期間ギプスを嵌めた状態で生活している人も、小胸筋が凝り固まってしまいがち
中にはギプスを外してから暫くしても肩や腕の痛みが続くケースもあるそうです
小胸筋は肋骨から肩甲骨にかけて伸びているので、肩甲骨を動かすのが主な作用になります
小胸筋が縮むことで肩甲骨が前に引っ張られるので、猫背や巻き肩といった姿勢になりやすいです
小胸筋の支配神経は腕神経叢から伸びる「内側胸筋神経」で、頸椎下部から伸びます
デスクワークなどで首肩周りが日常的に硬い人は、小胸筋の緊張が抜けにくいかもしれません
小胸筋を緩めることで、肩こりや胸のハリ以外にも
肩〜腕にかけてのだるさ、猫背・巻き肩などの前傾姿勢、胸が詰まって息苦しい感じ、といった症状に関係しています
肩のマッサージやストレッチを行っても倦怠感が抜けない、息苦しさを感じるという人は小胸筋を緩めることで改善されるかも!
バンザイをした時に、片側もしくは両側の肩が下がった状態で内側に入り込んでいる人は
小胸筋が硬くなっている可能性大です
気になった人は鏡の前でバンザイをして小胸筋の硬さを自分で確認してみてください
実際は、小胸筋と一緒に鎖骨や肩甲骨周りの筋肉も硬くなっていることが多いので
マッサージで小胸筋を中心に肩回りを緩めると効果的です
首や肩をマッサージしても辛さが抜けない、という人は小胸筋に焦点を当てて緩めてみることをおススメします!
柏
Commentsコメントコメントする
登録されているコメントはありません