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首の痛みやむち打ち症には鍼(ハリ)が効く!
2021-12-03健康情報
加世田 KASEDA
主に車の衝突、追突、急停車によって首が鞭のようにしなることによって起こる症状を総称したものをむち打ちと言います。車の衝突以外に、転んで頭をぶつけた時も痛めることがあります。むち打ち症は傷病名ではないので、「頸椎捻挫」「頚部挫傷」「外傷性頚部症候群」などと呼ばれます。
むち打ち症は事故の直後には、痛みや不調を感じない事が多いです。
事故に遭うと興奮状態になるため、痛みを感じる感覚がマヒしている場合もあり、数日経過してから、首の調子がおかしい、肩が凝るなどの症状が出てくることがあります。
交通事故の場合、事故直後に異常を感じなくても、後の損害賠償請求や治療の時に健康保険が使えない場合もありますので、医師の診断は受けた方が良いです。
むち打ち症は数年たってから首に異変が出て来たり、慢性的な頭痛に悩まされることもあります。
私はマッサージの資格以外に鍼・灸の資格も保持して30年ほど、治療院をやっていました。その治療院の時には、多くの患者さんを治療して、不快な症状を改善してきました。
そんな 加世田が、「首の痛みやむち打ち症」について説明していきます。
むち打ち(首が痛む)の症状
〇首の痛み
〇頭痛
〇疲労、倦怠感
〇腕や手のシビレ
〇目が見えづらい
〇めまい
〇顎が痛い
〇眠れなくなる
〇うつ状態
〇集中力の低下
〇腰痛
治療はどうするの?
特に症状がひどい時には炎症を抑えるためにコルセットで頭を固定して首への負担を軽減します。軽傷の場合は2~3ヶ月で症状は治まっていきますが、コルセットなどをする程の場合、固まった筋肉や低下した機能を回復させていきます。
鍼治療はむち打ち症や慢性的な首痛や頭痛にとても有効な治療です。
首、肩、背中の緊張やコリを改善するために天柱(てんちゅう)、風池(ふうち),完骨(かんこつ)、肩井(けんせい)、肩外兪(けんがいうゆ)、風門(ふうもん)、膏肓(こうこう)、肺兪(はいゆ)、心兪(しんゆ)、合谷(ごうこく)、手三里(てさんり)などを配穴していきます。あと、阿是穴として、痛みを感じている場所や触れた時に硬くなっている場所もツボとして治療していきます。
マッサージで触れない状態の時でも鍼治療で痛みや辛さを改善していけますので是非お試しください。
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