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どうして目が疲れてしまうのか
2021-11-24健康情報
どうして目が疲れてしまうのか
こんにちは。LUXAS+横浜、新井です。
まだまだ好評な当院のヘッドマッサージのコース。
このヘッドマッサージのコースには、目の周りのマッサージも含まれています。
日頃からパソコン、スマホで目を酷使している人が多い世の中。
今回は目の疲れについて考えてみました。
原因
・デスクワークにより目を酷使
パソコンやスマホの画面を長時間見続けたり、手元で細かい作業を行っていると、目のピント調整を行っている毛様体筋が疲弊し、目に疲れが出ます。
・度数の合わないメガネ、コンタクトレンズ
自分に合っていないメガネ、コンタクトレンズをしていると、毛様体筋が無理にピントを合わせようとして、目に疲れが出やすくなります。
遠視、近視、乱視、老眼の度数があっていますか?
・老眼
目線を近くから遠くに移そうとすると、ぼやけて見えるという症状が出始めたら、老眼の可能性があります。老眼は40歳前後から始まる目の老化で、ピントを合わせようとする力が衰え、小さな文字を長時間読むようなことが続くと、目が疲れやすくまります。
・自律神経の乱れによる血流悪化
ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、目の筋肉が緊張したり、涙の分泌量が減ることがあります。その結果、目の血流が悪化したり、目も乾きやすくなり疲れ目を招くことになります。
・ドライアイ
涙の分泌量が少なくなったり、涙の流れが悪くなったりして目が乾くと、目の表面を保護する涙の層が均等でなくなり、物がはっきりと見えにくくなります。
毛様体筋とは
物を見る時、目の水晶体という部分の厚みが変化してピントが調整されます。
水晶体の厚みを変化させるのは水晶体の周りにある毛様体筋と呼ばれる筋肉です。
遠くを見る時は、毛様体筋の緊張がゆるみます。逆に、パソコンなど近くの物をみるときには、毛様体筋が緊張するのです。また、スマホなどパソコンよりも近くの物を見ると、毛様体筋がさらに緊張します。
日常生活では、毛様体筋がゆるむことが少なく、緊張状態が持続していることが多いため、毛様体筋に大きな負担がかかり疲れ目の症状が現れるのです。
症状
・目の症状
目がしょぼしょぼする、目が重くなる、目の奥が痛む
目がかすんだりぼやけたりする、視点を移動したときすぐにピントが合わない
目が充血する、目が乾く、普段よりまぶしさを感じる
・身体の症状
首や肩がコル
頭痛がする
けだるい
めまいふらつき
吐き気がする
対処
・パソコンとの適切な距離を保つ
パソコンと適切な距離を保つことで、目の疲れを抑えられます。
顔とモニターまでの距離が約50cm~70cmが理想です。手をモニターまで伸ばした距離が目安。
また、イスの背もたれで背中を支え、足を床に着けます。
ひじ掛けやデスクに手を自然に置いて、不要な力を入れずにキーボードを打ちましょう。
・使用時間
正しい姿勢やモニターとの距離感を保っていても、長時間同じ姿勢でいると全身に負担がかかります。
そのため1時間ごとに約10分の休憩をとるなどが大切です。
・モニターの明るさを調整する
明るすぎたり暗すぎたりするモニターは疲れ目の原因です。ちょうどいい明るさに調節しましょう。
また、窓から入る光がモニターに映らないように、ブラインドで遮光をしたり、明るさを微調整したいときはモニター用のフィルターを付けつとよいですね。
・マッサージ
目の周りや眉毛のあたりの筋肉、骨、頬骨があるところを指で押して、気持ちいいと感じたところをマッサージしてみましょう。
こめかみ、首筋なども刺激してみてください。
・眼球体操
目を開いて、眼球を大きく右回り左回りとぐるぐる回します。上下左右にも動かしてみて下さい。これを数回行いましょう。
・まぶたを温める
まぶたの血流をスムーズにするため、まぶたに温かいタオルをのせたり、シャワーを数分当てることも効果的です。
・作業環境を整える
長時間パソコン作業を行う人は、デスク環境を整えましょう。
加湿器を置いたり、エアコンの風が直接顔に当たらないように、座る位置や風向きを変えて目の乾燥を防ぎます。ディスプレイの明るさを部屋の明るさと同じくらいにするなどしてみてください。
・睡眠
予防には睡眠が重要になってきます。日中に使っていた目を休める役目があり、眠っている最中は目の緊張が和らいでリラックスした状態になります。
・メガネやコンタクトレンズが合っていない
長い間、同じ度数のメガネやコンタクトレンズを使っていると、いつの間にか視力と合わなくなっている場合もあります。度数の合わないものを使い続けると、見えづらさを調整するため目が疲労します。よく見ようと首が前に出て姿勢も悪くなってしまいます。度数が合っているか検査もしてみて下さい。
まとめ
仕事だけではなく、日常生活の中でパソコン、スマホは手放せない物になっていますよね。
目の疲れを感じたら休憩を取って、身体的、精神的にまで影響を及ぼす目の疲れにならないようにしていきましょう。
それと、画面を長時間見続けると交感神経優位が続いてしまい、自律神経のバランスがくずれてしまいます。
必要に応じて眼科を受診することもオススメします。
当院のヘッドマッサージのコースには、目の周りのマッサージも含まれていて、お客様にはとても好評です。「視界が広くなった」と言ってくださるお客様もいらしゃいます。
疲れ目で悩んでいる方はぜひマッサージを受けてみて下さい。
スタッフ一同お待ちしております。
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