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首のコリと筋緊張性頭痛のオハナシ!
2023-12-21健康情報
工藤 KUDOU
こんにちは、LUXAS+横浜元町中華街の工藤です。
「首のコリ」と「頭痛と首のコリ」について書こうと思います。
私は、「首は頭と体を繋ぐ重要な架け橋」だと考えています。
首のコリの原因ってナニ?
1.精神的なストレス
精神的なストレスがかかると誰でも気分が落ち込み「抑うつ」傾向になります。抑うつ的になると、脳内の活動の変化から、首や背中が痛くなったり、コリが生じたりすることが分かっています。
2.不良姿勢
1日中パソコンと向き合う仕事をしている等により、不良な姿勢から首に繰り返しの負担がかかるというもの。頭は5~6kgくらいの重さがあります。首の筋肉が絶妙に調節しながら頭部を支えるのですが、頭部が前に突き出したような姿勢を続けてしまうと、それを微調整するために首の筋肉が過度に緊張してしまうため。
3.損傷
「むち打ち」に代表される交通事故や頭を打ちつけることで、大きなダメージをうけ頸椎という首の骨の近くに損傷がおきてしまい、そのダメージの周囲の筋肉が硬くなってしまうため。
4.体質やホルモンバランスの変化
例えば更年期を迎えるなどで体質やホルモンバランスが変化します。そのような変化の際に筋肉の緊張が高くなってしまう事があり、強い首こりになるため。
5.加齢
加齢に伴う頸椎という首の骨の変形です。周囲の筋肉に炎症が波及してコリ発生。
このような原因により首のコリは発生します。首のコリが原因で起こる症状に頭痛があります。
首コリが原因で起こる頭痛の特徴は?
慢性頭痛は、大きく分けると、全体の約7割近くが「筋緊張性頭痛」で、残りの約3割が「片頭痛」です。
筋緊張性頭痛は、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛です。痛みは後頭部を中心に頭の両側や首筋にかけておこり、ハチマキ様に締め付けられるように痛い、常に頭が重い(頭重感)などと表現される。
首コリを単独で引き起こす筋肉があります。それは後頭部にある後頭下筋群という筋肉です。この筋肉がパソコンやスマートフォンを見る時などの姿勢の悪さや目の使い過ぎなどで凝り固まり、首の動きを悪くしたり、不快感を招いて首コリの原因になっています。
男性よりも女性のほうが1.5倍程度多い割合で生じ、ストレスが大きく係わっているため、働きざかりの年齢の方が最も多いですが、幅広い年齢層にみられます。
筋緊張性頭痛に効くツボって?
風池・・・パソコンやスマホのやりすぎで、目を酷使しすぎている現代人にはマストのツボです。緊張性頭痛の人は、自然に手が行ってしまうところですね。
風池の位置は、後頭部の髪の生え際で、耳の後ろにある骨から少し中央に寄ったところ。へこんでいて指がおさまるところ。
天柱・・・効果は風池と同じ、寝違えや自律神経の乱れにも効きます。
天柱の位置は、首の後ろにある2本の太い筋肉の外側の窪み。
太陽・・・眼精疲労からくる筋緊張性頭痛に効果アリ。
太陽の位置は、目尻と眉尻の中間地点から、外方指2本分の位置。
百会・・・頭痛や肩コリだけでなく、眼精疲労の改善や自律神経の安定。
百会の位置は、両耳をつないだ線と鼻の延長線上の交点。
まとめ
現代人にとってパソコンやスマートフォンは仕事、生活に欠かせないものになりました。重い頭を支え、目を酷使しているので首のコリ、筋緊張性頭痛は切っても切り離せない関係です。筋肉のコリには、運動・温める・マッサージは効果がありますから、是非セルフケアをしてみましょう!
もちろん、お越しいただければ、私どもがしっかりと対応させていただきます。
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