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後頭部を緩めると目の疲れが取れる?
2021-09-14健康情報
後頭部を緩めると目の疲れがとれる?
こんにちは。LUXAS+横浜 新井です。
最近、私が悩まされているのが目の疲れ。
いけないと思いつつ、暇さえあればスマホを片手に動画を見たりゲームをしたり…なんてよくありますよね。
実は目の疲れに後頭部が関係しているって知っていましたか?
目が疲れると後頭部も疲れる
パソコンやスマホ等で目の疲れが辛い時は、目薬をさしたり、目を温めたり、目元をマッサージしたりしますよね。
それと合わせて行って欲しいのが「後頭部」のマッサージです。
首と頭の境目の深層(深い所)には「後頭下筋群」という小さな筋肉が集まっています。
後頭下筋群は後頭部にある筋肉で、首や目の動きと連動して頭蓋骨を支え、頭の動きを制御しています。
目を使い過ぎると、後頭下筋群も働き過ぎて硬くなってしまうという、目の動きと密接に関係している筋肉なんですよ。
後頭下筋群とは
後頭下筋群は後頭骨と第一、第二頚椎の間にある、小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋で身体の深層(深い所)にあります。
浅層(浅い所)筋肉は体幹の大きな動きを制御するための筋肉が中心です。
例えば遠くを見る時、対象物に視点を合わせる場合は、眼球よりも体幹や頭頚部を動かす筋肉が活用されます。
一方で近くを見る時は、体幹や頭頚部は固定された状態になりますので、眼球の動きをサポートする筋肉がより活動します。
それが後頭部の深層筋の後頭下筋群です。
眼球運動、まぶたの保持、ピント調整、頭部の微妙な傾き等をコントロールする、ビデオカメラでいう「手振れ補正」の役割をしています。
マッサージ(デスクで)
後頭部の髪の生え際にある窪み(硬い骨のすぐ下の柔らかくなっている部分)を探します。目安は耳から指三本程度斜め後ろです。
中指と薬指を使って指を外側から中央に向かって窪みに押し当てて固定します。そのまま顔を上に向けた状態で首を左右に軽く揺らします(10秒ほど)。このとき指は固定したまま動かさず、目線は天井を向くように意識しましょう。
次に中指と薬指で円を描くように、後頭部の窪みをグリグリとほぐします(10秒ほど)。
*背筋を伸ばして行い、背中は丸めないように。顔を上に向けたとき痛みが出る場合は無理をしないでください。
ストレッチ(仰向けで)
仰向けで寝ます。首の付け根にある後頭骨の下端(同じく硬い骨のすぐ下)から、両手の人差し指と中指二本をそろえて当てます。
人差し指が触れる筋肉が動くのを意識しながらゆっくり3秒かけて右を向きます。3秒かけて中央に戻り、左も同様に。これを数回繰り返しましょう。
次に動かす筋肉の位置がわかったら指を外して行います。
動かす筋肉を意識しながらゆっくり3秒かけて右に、3秒かけて中央に戻します。左も同様。
頭の高さは後頭部と肩の高さが同じになるように、バスタオル等で調整してみましょう。
まとめ
私も含めてスマホを長時間使用する人は多いと思います。しかも、気が付くと画面に顔が近づいていた……。
これでは目に良くないし、首にも負担がかかりますよね。
疲れ目は目の周りだけではなく、後頭部の深い所にもアプローチしてあげるとスッキリします。
今回は原因と自分でできるセルフケアを紹介しましたが、「辛くてどうしようもない」というお客様も当院にたくさんいらっしゃっています。
当院では首や顔のマッサージも時間をかけておこないますので、お気軽にお申しつけください。
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