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開張足と足のハイアーチって何なんでしょう?
2021-09-02健康情報
工藤 KUDOU
いつもお世話になっております。LUXAS+横浜元町中華街の工藤です。これまでは「種子骨炎」、「モートン病」、「足底腱膜炎」という足裏の障害についてでしたが、今回も引き続き足裏の障害、第4弾として「開張足と足のハイアーチ」について書いていきますね。
「種子骨炎」についてはこちらのブログから
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https://www.toho-massage.com/salon/yokohama/news_detail.php?mode=preview&id=1958
「モートン病」についてはこちらのブログから
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https://www.toho-massage.com/salon/yokohama/news_detail.php?mode=preview&id=1973
「足底腱膜炎」についてはこちらのブログから
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https://www.toho-massage.com/salon/yokohama/news_detail.php?mode=preview&id=2015
まずは、足のアーチについて少しばかり。足のアーチとは、足の骨格などを形成する時にアーチ状になっていることです。足の内側にある「内側縦アーチ」、足の外側にある「外側縦アーチ」、足の前方にある「横アーチ」の3種類があります。この足のアーチの働きとしては、歩行や姿勢維持など地面からの衝撃を和らげる重要な役割があります。足のアーチがクッション代わりになって日常生活での歩行などの動きをスムーズに行える手助けにもなっています。ところが、足のアーチが1種類でもつぶれると、地面からの衝撃を直接うけやすくなります。そのため、足の筋肉だけでなく骨格にも影響し、身体の動きに支障がでたり足のトラブルが悪化することもあります。
<今回の内容は>
☆開張足とは
☆開張足の原因
☆足のハイアーチとは
☆ハイアーチの原因
☆予防策は
☆開張足とは
開張足とは、3種類あるあしのアーチの「横アーチ」が崩れてしまった状態 です。アーチ構造の崩れにより、足裏に悪影響がでます。初期段階の開張足でよくみられる症状が、足の疲労の蓄積です。これを放置していると、外反母趾や内反小趾といった足のトラブルを引き起こすかもしれません。
☆開張足の原因
開張足は日々の生活習慣の積み重ねによって生じます。開張足を引き起こす原因として知られているのは、足に合わない靴を履き続けることです。足に合わない靴を長い期間履いていると、本来使うべき足裏の筋肉が使用されず、足裏の筋力が落ちてしまいます。その結果、足裏に大きな負担がかかって「横アーチ」が崩れてしまいます。また、運動不足からの筋力低下、地面からの衝撃などのダメージの蓄積、姿勢の悪い歩き方などが原因として考えられます。
☆足のハイアーチとは
ハイアーチ(内側縦アーチ)とは、本来の足のアーチよりも更に高く盛り上がっている状態です。これはアーチがつぶれたわけではなく、扁平足や開張足とは逆の状態です。ハイアーチになると、従来のアーチの位置よりも高いため、足の骨格に負荷がかかりすぎてしまい、クッションの役目を果たさなくなってしまいます。そのため、足指の付け根にタコや魚の目、かかとには踵骨棘などの異常や痛みを抱えるようになります。足の不調は体の不調へと発展しやすいので、姿勢の崩れや股関節痛、腰痛に悩まされることもあります。
☆ハイアーチの原因
1.足に合っていない靴選び
ハイヒールのようなかかとが高い靴を履くと常に足指に重心が偏り、つま先で立ち続ける姿勢になるので、足裏の筋肉バランスが崩れてハイアーチをおこします。
2.激しい運動のしすぎ
負荷が大きい運動は、足先やかかとに負担がかかりすぎるため、筋肉の酷使によってアーチバランスが崩れてしまいます。
3.体重の増加
肥満や妊娠などで体重が増え、理想的な負荷のかかり方ではなくなる。そのことで足の筋肉バランスが崩れ、アーチバランスも崩れてしまう。
また、先天的要因や、女性に比べて男性に発症しやすいです。
☆予防策は
・靴は足にフィットする自分に合ったものを選ぶ
・規則正しい食事をして、急激な体重増加をしない
・マッサージやストレッチで足裏の柔軟性を保つ
・適度な運動をして、足裏の筋力を落とさないようにする
・足に負担がかからない、正しい歩き方をする
(開張足の人はペタペタという歩き方になりやすいので、かかとを地面につけてから、親指の方へ体重移動させるように歩くようにする。親指でしっかりと地面を蹴るように意識する。
足裏の正しいアーチを手にいれて、いつまでも元気に歩きまわりたいですよね!
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