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姿勢が悪いのは何がいけないの?
2021-08-30健康情報
こんにちは!ラクサス+横浜の藤倉です!
今日はこんなお悩み
「姿勢が悪いって言われたよ!姿勢が悪いと何か良くないの?」
このお悩みは現代人にとってはかなり多い悩みなんじゃないでしょうか?というわけで今回は姿勢に関してみていきましょう
姿勢が悪いってどういうこと?
姿勢が悪いというのは主に背骨の様子に関していうことが多いですよね。背骨の形状によっていろんなタイプの姿勢があります。
正常な背骨
基本的に横から見た背骨は緩やかなS字カーブを描いています。首の部分は前に湾曲し、胸の部分は後ろに、腰の部分は前に湾曲しています。これによって歩いた時の接地の衝撃を脳に伝えないような仕組みになっているわけです。
円背
いわゆる猫背ですね。円背になると頭の位置が前方に変異してきて、肩や背部の筋肉が緊張してきます。猫背が肩こりの原因と言われるのはこういう理屈です。
円凹背
円背よりもS字のカーブが強くなり、腰のそりも強くなってしまった状態です。横から見るとお腹が出っ張って見えるようになってしまいます。
亀背
亀背は反対に背中全体、特に腰の部分が丸くなっている状態です。椅子に座るときに腰を丸めて座る癖がある人は亀背になりやすいと言えます。一方で高齢の女性などは脊椎の圧迫骨折によって背中が丸くなってしまうこともよくあります。
平背
前述したものとは対照的に、S字のカーブがほぼなくなってしまった状態です。筋力の少ない女性によく起こりますが、こうなると余計に背中の筋肉のサポートに頼る必要性が出てきて、常に背部の筋肉が緊張してしまいます。
以上のような背骨の状態が一般的に「姿勢が悪い」というように表現されているようですね。
姿勢が悪いと何がいけないの?
姿勢が悪いと単純に見た目の美しさが損なわれてしまいますよね。背中が丸くなると必然的に顔が下を向きやすくなりますから、顔の印象も暗くなってしまいます。
また、姿勢が悪くなると、体の重さを背骨で支える事ができなくなってしまうために、常にどこかしらの筋肉が緊張して支える必要が出てきます。起きている間中緊張しなくてはならなくなった筋肉は当然疲労して、コリへと繋がってしまいます。
もしあなたが慢性的な肩こりや首のコリ、頭痛に悩まされているとしたら、姿勢が悪いせいかもしれません。
どうやったら姿勢を美しくなおすことができるの?
ここまで読んでくださったあなたはきっと姿勢を直したい!と強く感じていることでしょう。
一般的に姿勢を綺麗に正すためには、
1.硬くなってしまった筋肉をほぐす
2.弱くなっている筋肉を強くしたり使えるようにする
ということがよく言われています。例えば、背中や肩の筋肉が硬くなって巻き肩になっているからほぐして、胸を張りやすいように肩甲骨を寄せる筋肉を鍛えましょう!なんて具合ですね。
ただ、実際これをやったとしても姿勢が変化することはあまりありません。もしかしたら一時的に良くなることはあるかもしれませんが、10分もすれば元通りに戻ってしまいます。
なぜかというと、人間にはホメオスタシスといって恒常性を保つ機能が備わっているからです。元の状態に戻そうという仕組みのことですね。長い間猫背で過ごしてきた人はその状態は「普通」になってしまいます。だから筋肉をほぐしたりして一時的に姿勢を直してもホメオスタシスによって「普通」の状態の猫背に戻ってしまうのです。
だから、まずはこの「普通」の状態を綺麗な姿勢にアップデートする必要があるのです。
実はこの作業こそが姿勢を美しくするためには最も重要な過程になります。いくらマッサージしたり運動したりしても姿勢が変わらないという人は多いと思いますが、その原因はこのアップデートができていなかったから、という可能性は多いにあります。
実際お客様でもマッサージで変わらなかったのに、この過程を踏んだら本人が全く意識することなく勝手に姿勢がよくなったということは何度もありました。
というわけで気になる姿勢のアップデートの方法は次回お伝えしていきます!少々!お待ちを!!
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