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足腰の衰えを年齢のせいにしていませんか?
2021-08-11健康情報
駅の階段を上がるのに苦労している人は?
こんにちは。LUXAS+横浜 新井です。
階段を上がると疲れる、膝が痛いとお悩みの方、普段どのような階段の上がり方をしていますか?
前傾姿勢をとりながら一歩一歩ステップの端に「つま先」をかけ、膝を前に出すようにして上がっていないでしょうか。
この上がり方はたいへん疲れやすく、膝に負担も大きいんですよね。
この上がり方をしていると、太ももの前側やふくらはぎ、足の特定の筋肉に負担がかかります。
長い階段を上がった時など、これらの筋肉に疲れを感じる人も多いと思います。それにこの上がり方は膝に体重がかかり、膝関節のクッションで負荷を受け止めながら上がるかたちになるため、膝関節が悲鳴をあげ膝痛に陥りやすくなります。
負担のかからない上がり方は?
ではどうすれば良いか、それは一歩一歩階段のステップをかかとまで踏み込む上がり方です。
1. 姿勢は前傾させず、まっすぐ状態をキープ。
2. ステップにかける足は、つま先からかかとまで全体を奥の方までいれていく。
3. 足のかかとに体重をかけるつもりで、ステップをしっかり踏み込む。
4. 踏み込んだ際はお尻に力を込める。
5. お尻に力を入れながら股関節を伸ばす動作を意識して、ステップを下へ強く押し込む。
6. 地面反力を使って体を前方ではなく、真上へ上げるのを意識してステップを上がる
このようにステップを押し込みながら、お尻で上がるようにしてみましょう。
この上がり方をしていると足の筋肉にかかる負担がバランスよく分散され、足の踏み込みによって地面反力が利くため、あまり力をかけずに上がれるようになり、疲れることもなくなります。
膝のクッションの力を借りずとも、足腰の筋肉の力だけで上がっていけ、膝関節に負担もかかりません。
現在膝痛に悩まされている方も、膝関節に負担をかけない身体の使い方をしてもらいたいと思います。
地面反力とは?
地面反力とは、地面を強く蹴ったり押し込んだりしたときの反動として地面からもらい受ける力、はね返ってくる力のことです。
その場で立位からジャンプする場合、高く飛ぼうと思えば自然と膝を屈曲させて地面反力を使って高くジャンプします。高く飛ぼうと思えば思うほど力強く地面を蹴りますよね。
トレーニング
この地面反力とお尻で上がるのを意識するトレーニングはスクワットが良いですね。
ポイントは中心軸。横から見た時、頭のてっぺんからかかとまでまっすぐ下りて来るライン、この中心軸に沿って体を垂直に上下させていきます。
そして大切にすべきは「体をあげる」ではなく「地面を押す」意識。
真下から真上への往復運動を行っていくとお尻を中心に、太もも、お腹にもしっかり力が入り、効率よく鍛えられていきます。
まとめ
足で地面を踏み込む力を鍛えていけば、普段の生活で歩いたり走ったり、階段を上がったりするときしっかり地面を踏み込めるようになり、それが習慣づいていけばお尻の筋肉が使われるようになっていきますね。
この感覚がつかめると自然に一番強く押せるポジションをとるようになり、日常動作にも良い影響が出るようになります。
そうすればお尻の筋肉がしっかり付いてきて、強い足腰を作っていけるようになります。
いかがでしたか?
もう少し詳しく知りたいかたは、ご来店の際に新井にお申しつけください。
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