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40~60歳代の女性に多いモートン病。症状や原因は!?
2021-08-03健康情報
工藤 KUDOU
いつもお世話になっております。LUXAS+横浜元町中華街の工藤です。前回は「種子骨炎」という足裏の障害についてでしたが、今回も引き続き足裏の障害の「モートン病」について書いていきますね。ちなみに、モートン病の名前の由来は、モートン医師の名前からだそうです。
「種子骨炎」についてはこちらのブログから
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https://www.toho-massage.com/salon/yokohama/news_detail.php?mode=preview&id=1958
<目次>
モートン病とは
モートン病の症状
モートン病の原因
モートン病との付き合い方
モートン病とは
モートン病は足趾(足の指)へと向かう神経が、足趾の付け根の部位で圧迫を受けることで生じる神経の障害です。神経が圧迫される原因には、ハイヒールなどのつま先が細くヒールが高い靴を履くことや、外反母趾などの骨の形態異常があります。
40~60歳代の女性に多く、障害を受ける場所では第3趾と第4趾の間が多く、次いで、第2趾と第3趾の間に多くみられる。
モートン病の症状
主な症状としては、ズキズキとうずくように痛む疼痛や、焼けるような痛みを伴う灼熱痛、感覚が部分的もしくは完全に消えるしびれなどがあります。
症状がでる箇所は、足の第3趾と第4趾の間が多いですが、症状も、痛みが出る箇所も個人差があります。一時的にピリッとした痛みの人や、歩行さえ困難になる程の強い痛みが出る人もいます。
モートン病の原因
モートン病は、足趾に大きな負担がかかること、つまり中腰の作業が多かったり、ハイヒールを日常的に履いているなど、つま先立ちの姿勢をとっている時間が長いと、発祥するリスクが高まります。
また自分の足に合っていない靴を履いていることもモートン病の要因となりえます。先が細い形の靴なども、足先に負担がかかり、神経が圧迫されるので、発症の危険性が高まってしまいます。必然的に足趾の関節で体重を支えることになり、足先に走る神経や靭帯を圧迫する事になる。長時間・長期間におよぶ負担により神経障害を引き起こし、痛みやしびれをもたらします。
モートン病との付き合い方
保存療法
痛みのある部位の安静(つま先立ちなど痛みの出る動作は控えること、作業時の足の格好に注意すること、ハイヒールや先の細い靴は履かないなど)、インソール、運動療法、消炎鎮痛剤の内服、ブロック注射などを行います。
インソール
どのようなインソールがモートン病予防・対策として効果的なのかというと、ポイントは2つ。
「アーチサポート」と「サイズ調整」です。
アーチサポートとは、土ふまずの働きを助ける性能のことです。モートン病は、土ふまずが正常に働けていないと、足趾に衝撃がいってしまうので、発症のリスクが高まります。
また、靴が自分の足のサイズに合っていないと、つま先などに負担がかかるので、足と靴のサイズが合うようにカットして使用します。
歩き方
一番効率がよく、足に負担をかけない着地は「かかと」からです。足首や膝が悪いとかかとからの着地ではなく、ブレーキ足となるつま先、もしくは足裏全体で着いている方がいます。
これではモートン病に限らず、様々な不具合を身体にもたらし、痛みや骨の変形を助長しますよ。
マッサージ
前回の「種子骨炎」と同じでセルフでマッサージをする際は、足底の筋肉の固さをとってほしいので、「竹ふみ」がいいです。が、無い場合はスプレー缶を足底でゴロゴロしてみましょう。ゆるんでくると、ふくらはぎ(アキレス腱付近)が軽く感じられるでしょう。
また当院に来ていただければ、スタッフによるオールハンドのマッサージをいたします。再発防止のためにも足底の緊張を取り除いておくことは非常に大切です。
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