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肩甲骨が埋もれてる!?
2021-07-19健康情報
こんにちは!ラクサス+横浜の藤倉です。今日はこんなお客様の疑問にお答えします。
「以前行ったマッサージ屋さんで肩甲骨が埋もれてるって言われたよ。それってどういうこと?」
たまにいますね。こんなふうに訴えてくるお客様。他にも肩甲骨がないって言われてしまった方もちょくちょく出あいます。
肩甲骨が埋もれてるってどういう状況?
そもそも肩甲骨ってなに?ってところからお話ししようと思いますが、肩甲骨は腕の骨の土台になっている薄っぺらい骨です。図を見て貰えば一目瞭然ですが、こんな感じで背中に存在してます。
普通肩甲骨は背中を見てもその存在が明らかなほど輪郭がはっきりしています。ただ、太っていたり、肩甲骨のポジションが偏移してしまっていると、肩甲骨の輪郭がわかりづらくなってしまいます。
そんな状況にある肩甲骨のことを指して、
「肩甲骨が埋もれている」「肩甲骨がない」
なんていうように表現してるんだと思います。まあセラピストがお客様に対して「太っていて肩甲骨が埋もれてるよー」なんていうわけがありませんので、おそらく肩甲骨のポジションが悪くて肩甲骨の輪郭が出ないために「埋もれている」という表現を使っているんだと思います。
肩甲骨のポジションが悪いとは?
では肩甲骨のポジションが悪いとはどういうことなのでしょうか。そもそも肩甲骨の通常のポジションというのは、肩甲骨の内側と背骨の距離が大体指4本分くらいで、上から見たときに肩甲骨が30度くらい前に前傾しているのが通常と言われています。
埋もれている人の肩甲骨のポジションを把握するのは難しいかもしれませんが、さわれば骨はわかるので位置を確かめることはできます。
さて、肩甲骨が正しい位置にあれば、若干肩甲骨の内側のふちが背中から浮くことになります。それによって肩甲骨がはっきり確認できるわけですが、これが肩甲骨が外側に開いていたり、肩甲骨周りの筋肉の緊張が強かったりすると、肩甲骨の内側のふちはピッタリ背中に近づいてしまい、輪郭が見て撮れなくなってしまいます。これが「埋まっている」と表現される原因であると考えられます。
肩甲骨のポジションが悪くなる原因
気になる肩甲骨のポジションを悪化させる原因ですが、代表的なものは「猫背」です。
ちょっと背中を丸めてみてください。勝手に肩が前に出てきませんか?肩が前に出てきたということは、肩甲骨が外に広がった証拠。この状況が長期にわたって継続すると、背中の筋肉が緊張し、肩甲骨が背中にピッタリくっつき、肩甲骨が「埋もれる」状況に陥ってしまいます。
まとめ
肩甲骨が「埋もれる」という状況は、肩甲骨のポジションの悪さからくるよ、ということをお話ししました。
肩甲骨が「埋もれる」状況にある人は必然的に肩こりや、背中こりになりやすかったり、四十肩にもなりやすいといえます。
ぜひあなたも一度肩甲骨がちゃんとはっきりわかるかチェックしてみてくださいね。
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