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目の疲れ(眼精疲労)を改善したい!
2021-02-22健康情報
加世田 KASEDA
コロナの影響もあり、家で過ごす時間が増えている中、リモートワークなどで、パソコンやスマートホンの画面を長く見続けている時に、目の疲れや頭痛や首肩凝りなどを感じたことはないでしょうか?
このような症状は、眼精疲労によって引き起こされている可能性があります。
眼精疲労の主な原因は、目を酷使することです。
私は、マッサージの資格以外に鍼・灸の資格も保持していて30年ほど、治療院をやっていました。その治療院の時には、多くの内臓疾患の方を治療して、症状の改善をしてました。
その、加世田が目の疲れ(眼精疲労)について解説していきます。
テレビやパソコンやスマートホンを長時間見続けるような生活習慣が原因で眼精疲労になる事が多いですが、生活環境も重要なんです。
照明のチラつきやパソコン画面やスマホ画面の反射といった光刺激がある環境や、エアコンなどの風が当たって目が乾燥する場所での作業は目の疲労(ドライアイ)を悪化させる一因になります。
視力に合わないメガネやコンタクト(最近はカラコンなども)使用したり、目に負担をかけることも眼精疲労疲労につながります。
精神的なストレスによる自律神経の乱れから瞬きや涙の量の減少が、眼精疲労の原因になります。
目の症状
〇目が重い
〇目が痛い
〇眩しい感じがする
〇目が霞む
〇目が乾く
〇白目が充血する
〇瞼がピクピク
〇瞬きが多くなる
全身の症状
〇寝ても疲労感がとれない
〇頭痛
〇首や肩凝り
〇イライラ感
〇吐き気
ストレスで目の疲れが悪化する原因
自律神経には活動中や緊張度が高い時に働く交感神経と、リラックスしてる時に働く副交感神経があります。
心身の疲労やストレス、あるいは、夜更かしや暴飲暴食などによって生活のリズムが崩れると、この二つの神経のバランスが崩れてしまいます。
その結果、不眠や便秘、胃痛、頭痛、首肩凝り、肌荒れなど、体調不良になっていきます。
目の疲れもそのひとつになります。
仕事やスポーツを長時間続けていると、その間、ずっと交感神経が働き、神経や筋肉が緊張している状態になります。
緊張や疲労が積み重なると、筋肉が収縮して硬くなってコリが酷くなり、血管を圧迫して血行が悪くなります。
目の場合は、目の筋肉が過度に緊張することで目の血流が悪くなり疲れ目になってしまいます。
我々は起きている間中、目を酷使しています。特に、テレビやパソコンや携帯電話の画面の光は、交感神経に刺激を与えやすく、疲れ目の悪循環の一因になっています。
目から入る光の刺激で、首や肩などの神経や筋肉が緊張して、後頭部や頭全体がぼんやりしたり痛んだりします。
慢性的な頭痛の原因になることもあり、デスクワークの方に多く見られます。
自律神経を整える方法
睡眠がとても大切で、ぐっすり寝ることで自律神経のバランスが整い、疲れ目をはじめ、体調不良が快方に向かいます。
特に夜は、副交感神経が働くように、リラックスするように心がけ、日中、仕事などでのストレスを夜に持ち込むと、精神的にも肉体的にも緊張状態が続き、自律神経のバランスが崩れます。
夜は部屋の照明を暗めに調節して、好きな音楽や読書をするなど、ゆっくり過ごすことが理想です。特に疲れ目改善には、寝る直前までテレビやパソコンや携帯電話の画面を見るのは控えたほうが良いです。
目の疲れ(眼精疲労)を癒すツボ
攅竹(さんちく) 目の充血に効く
太陽 (たいよう) 頭痛や目の疲れに効く
承泣(しょうきゅう) 目の充血に効く
魚腰(ぎょよう)まぶたの引き連れや目の充血に効く
睛明(せいめい) 眼科疾患や涙に効く
瞳子髎(どうしりょう) 頭痛や目の疾患に効く
四白(しはく)目の充血や腫れ痛みに効く
天柱(てんちゅう) 目の疲れや頭痛に効く
風池(ふうち) 目の疲れや頭痛に効く
指の腹でツボを小さな円を描きながらゆっくりと押します。
爪を立てないように気持ちいいと感じる程度の強さで、ツボごとに10〜15回程度を繰り返し押していくと目の周りがスッキリしていきます。ドラッグストアーなどで市販されている、目を温めるホットパックも目の周りの血流が改善するので効果があります。
セルフケアには限界があります。マッサージでは、首・肩や目の周りの緊張をほぐし血行を改善します。鍼治療の場合は、後頭部にあるツボ、天柱(てんちゅう)・風池(ふうち)を中心にツボを選んでいき首周りのコリと血行を改善していきます。 眼は『むき出しの臓器』と言われ、外気に触れている臓器なので、大切にしてください。
なかなか改善しない時は、全身のマッサージで、心身共に、リラックスさせてみてはいかがですか!
是非、ご相談ください。 加世田
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