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免疫力を高めるために!
2020-11-20健康情報
加世田 KASEDA
免疫力ってなんだろう?
人の寿命は今では、80歳を過ぎて90歳に迫ろうとしています。医療の発達や医療化学の進歩によって、長生きができるようになりました。
それなのに、世界中でコロナウィルスで危ぶまれ、今では百数十万人もの命が犠牲になっています。また、この時期から冬に向けて、インフルエンザの流行も心配になります。
そこで、今回は約30年やっていた、治療院での経験から、自身の免疫力を高める方法を紹介していきたいと思います。
免疫力のピークは!
人の免疫力のピークは15歳が最高な状態で、その後下がっていきます。70歳代の免疫力は20歳代の免疫力の半分以下なってしまうそうなんてす。
それだけ、歳を取るとインフルエンザや癌になりやすくなってしまいます。
実は、筆者の私自身インフルエンザなどに55年間一度も罹ったことがありません。 それは、何故なのか?
免疫システムとは?
免疫システムとは体内で病原菌や異常な細胞を認識し、それらをする排除することによって私たちの体を病気から守ってくれる強力な防衛機構です。
その免疫力を高める方法は何なのか?
その一つは腸の働きが深く関わっているんです。腸は、食べた物と一緒に病原菌やウィルスなどが、常に入り込んでくる危険性のある場所で、身体の中で最も外界と接する臓器なんです。
だからこそ腸には、病原菌やウィルスなどの外敵を攻撃してくれる騎士「免疫細胞」が大集結しています。その数は、身体中の免疫細胞の約7割にもなります。それほど大量の免疫細胞が、腸の壁のすぐ内側に密集して、外敵である病原菌やウィルスに備えているんです。
それだけではなく、腸の中には、病原菌やウィルスの情報を集めるための関所のような場所があることが分かってきました。それが、「パイエル板」という、小腸の壁の一部に存在する平らな部分で、腸内を漂う病原菌やウィルス捕まえて、「パイエル板」の内側に密集する大量の免疫細胞に触れさせ、身体にとって有害で攻撃すべき敵の特徴を学ばせているのです。
こうした腸での学習した免疫細胞たちは、腸の守りを固めるだけでなく、全身に運ばれ身体の各所で病原菌やウィルスなどの敵を見つけ、攻撃する騎士になり、私たちの身体を守ってれているのです。
腸は免疫システムの要になっていのです。
食物繊維と日本人
食物繊維はお通じをよくする効果などが良く知られています。太古の昔から木の実やキノコなどから多くの食物繊維を摂り、現在の日本の食卓に良くあがる海藻や根菜は、いずれも食物繊維が豊富に含まれ、長い時の流れのなかで、日本人の腸内には食物繊維を好んでエサにする腸内細菌が多く住み着く様になりました。海藻を分解できる腸内細菌などは日本人の腸に特有な物です。
世界と日本人の腸内細菌を比べたところ、免疫力をコントロールするような物質を出す能力が他国の人の腸内細菌よりずば抜けて高かったのです。
つまり私たち日本人の腸には、「強靭な免疫力」の潜在能力が存在しているのです。
しかしながら、現在の食生活は欧米的な食生活に変化して、食物繊維の摂取量も減って、日本人の腸内細菌も減りつつあります。
そのため、アレルギーや自己免疫疾患が増加する一因になってしまっています。
食物繊維は便通を良くするだけでなく、免疫の暴走を抑える物質の栄養源にもなり、免疫力のコントロールの役にも立っているのです。
体温を上げる!
最近では、低体温の35度代の方が増えてきています。
血液は全身の細胞に栄養と酸素を送り届けています。体温が上がると血液の流れが良くなり免疫力が高まります。健康な人の体温は36.5度がベストで、体温が1度下がると免疫力は30%低くなります。
低体温の原因のほとんどが、筋肉量の低下です。筋肉量が減ると基礎代謝が下がり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなります。
下半身を鍛えるウォーキングなどの運動やスクワットなどで、ふくらはきや太もも、お尻筋肉を少しでも増やすことが体温の上昇になります。
ボディービルダーは風邪をひかないなんて都市伝説もあります。
唐辛子や生姜は身体を温めてくれる食材ですが、食したときの一時的な体温の上昇なので、根本的な改善にはならないのです。
面倒くさがらず自分の身体をほんの少しイジメて筋力アップしましょう。
免疫力を高めるために!
歳と共に減っていく免疫力を少しでも高めて、風邪・インフルエンザや癌やコロナウィルスに少しでも抗うためには、体温を上げることと便秘・下痢を改善してパイエル板の機能を高めることが、誰にでもできる自己免疫力アップの方法なんです。 これから寒い冬になり、家に閉じこもるりがちになってしまいます。今までより少し歩くようにして、筋力アップと腸の改善をしてみませんか!
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