News最新情報
足が重だるいなら『○○ポンプ』を使え!
2020-08-18健康情報
こんにちは、柏です
テレワークになり通勤が無くなったことで、一日の運動量が減ったという声をよく聴きます。夏場は冷房で足元が冷えて筋肉が硬くなったりするので、足のだるさを感じる方が増えています。
そこで今回は足がだるくなる原因や対策、どんな時にマッサージを受けるのがいいのか解説していきたいと思います。
足が疲れやすいという方は多いですよね、私もその一人です。なぜ昔は足がだるくなりやすかったのか、当時の体の状態を思い出しながら足がだるくなる理由まとめてみたので、足が疲れやすいという方は是非ご覧ください!
~このブログを読んでわかること~
・なぜ足がだるくなるのか?
・足がだるいときの対策
・どんな時にマッサージを受けるといいの?
・なぜ足がだるくなるのか?その理由
足がだるくなる原因はずばり血行不良。血液の流れが滞る理由としては、運動不足や長時間同じ姿勢でいることで筋肉が伸び縮みしない、冷えて血流が滞っている、筋肉が硬くなって血液が流れにくくなっているなどが挙げられます。いずれも血流が悪いことが足のだるさを感じる大きな要因となっていますね。
血行不良によって足に溜まった血液やリンパ(水分)は、二酸化炭素や不要になったたんぱく質などが多く含まれており、よどんで濁った水のような状態です。酸欠や栄養不足に陥った細胞はエネルギーの生産やホルモンの分泌をうまく行えないので、体の重だるさはどんどん増していきます。
水分は重力の影響を受けるので、下に溜まりやすい性質があります。下に溜まった水分を上に戻すには筋肉を伸び縮みさせてポンプの様に使うことが必要です。上で書いた、筋肉が伸び縮みしないことで血行不良になるのは、この筋肉のポンプ作用が働かないためです。静脈に流れる血液やリンパは筋肉が伸び縮みする力によって上へと戻ります。むくみの原因になるリンパ液と静脈血は(心臓から送り出される動脈血とは違って)筋肉のポンプ作用が働かないと流れないということですね。
足に溜まった血液やリンパを上に押し流す力があるので、「ふくらはぎは第2の心臓」と呼ばれています。ふくらはぎに限らず、お尻や太ももなど下半身に付く筋肉は体の中でも大きく分厚いため、ポンプとして大きなパワーを発揮することができます。お尻や足の筋肉をうまく使えていない人は下半身に水分が溜まりやすくなります。特に長時間立ちっぱなし(調理や販売など立ちっぱなしで筋肉を使うが動き回らない仕事)だと、足の筋肉が硬くなって血行不良に陥りやすいので血流を良くするためのケアが必要になります。
だるさを感じるのは細胞や血液に含まれる成分のなかで、乳酸や老廃物が増えた時です。
呼吸によって生まれる二酸化炭素、細胞が活動した後に残る尿酸やアンモニアとなどの老廃物が体の中に留まり続けていると脳がそれを感知してダルいという感覚が生じます。だるいと感じている時は体が良くない状態だというアラームが鳴っていると考えましょう
・足がだるいときの対策
足がだるいのは血液やリンパがうまく循環できていないから。なので、反対に血液を循環させることをすればだるさが改善することができます。血行を良くする方法、いくつ思い浮かびますか?
・体を温める
・ストレッチ
・体を動かす
運動をして、ストレッチでケアして、体を冷やさない(温める)ように!なんて、施術を受けながら言われて聞き飽きている方もいるかもしれません(笑)テレビや雑誌でもよく言われていますよね。温めたりストレッチをするのが体に良いことは誰でも知っていると思いますが、おろそかになりがちなことでもあります。
さて、先ほども書きましたが筋肉は伸び縮みすることでポンプの役割を果たします。ここで、筋肉がポンプとして使えていないパターンを大きく2つに分けてみました。
① 筋肉を使っていない(単純に運動不足の人、心の中で手を上げてください)
② 筋肉をうまく使えていない(体を動かしても使いたい部分の筋肉が使えていない気がする人はこちらのタイプかも)
① に当てはまった人がする対策は簡単。屈伸やつま先立ちをして太ももやふくらはぎの筋肉を伸び縮みさせてあげると筋肉がポンプの働きを取り戻して徐々に血流が改善されていきます。汗が噴き出るくらい体を動かせというわけではありませんので、思い出した時に3回でもいいので足の筋肉を働かせてだるさ対策をしましょう!
・どんな時にマッサージを受けるといいの?
私がマッサージをお勧めするタイミングは、ストレッチや運動をしてもだるさが抜けない(抜けにくい)と感じた時。入浴して血行を良くしても、運動やストレッチで筋肉を使っても、次の日には同じようにだるさを感じる場合は、筋肉の硬さが原因でポンプが使えていない状態になっていると考えられます。
筋肉には負荷を受けたときに、縮んで硬くなることで体を守ろうとする働きがあります。短時間の負荷であれば筋肉はすぐに柔らかい状態に戻りますが、長時間にわたって負荷がかかり続けるとロック解除の信号を受け取るまで「硬くなる」状態が続きます。
硬くなった部分にマッサージで圧力をかけて血流が遮断されると、筋肉は一時的に貧血のような状態になりますが、圧力がかかっていた筋肉が圧迫から解放されると血流量は短時間ですが飛躍的に増大します。この圧迫-解放の刺激を硬くなった部分に繰り返し行うことで結果的に血流量が増えて筋肉が本来の柔軟性を取り戻します。
柔らかい状態の筋肉が0から100まで伸び縮みできるとすると、血行不良で硬くなった筋肉は80までしか伸び縮みすることができません。60まで伸び縮みする人もいれば20しか伸び縮みしない人もいます。筋肉が伸び縮みする幅は筋肉の硬さによって人それぞれです。
筋肉の硬さが取れて柔軟性が戻ることで、今までよりも伸び縮みできるようになり筋肉のポンプ作用が復活するというわけです。
血行がいい時は、体の中で筋肉や細胞に酸素や栄養がきちんと届けられています。それと同時に不要な老廃物なども運ばれるので、体も軽く動かしやすい状態になります。
お尻や太ももの内側の筋肉は自分では手の届きにくい部位ですが、筋肉自体が分厚く大きいので、ほぐれると血流も改善しやすい場所です。マッサージで大きな筋肉がほぐれると体がスッキリします!
・おさらい
足のだるさが気になる人は、筋肉のポンプが上手く使えているか考えてみましょう。
運動不足で筋肉を使っていない人は、屈伸やつま先立ちをして足の筋肉を使うことで下半身の血行を促進させるとだるさが改善されます。
ストレッチや運動をしても足のだるさが抜けない人は、筋肉が硬くなっていて伸び縮みしにくい状態なのかもしれません。セルフケアで改善されない場合は、マッサージを受けて血行を良くすると筋肉の柔軟性が復活します。筋肉のポンプ作用が働くようになると足のだるさが改善されます!
自分で手の届かないところは、私たちが筋肉の硬さを確認しつつマッサージでじっくりほぐします!足のだるさでお悩みの方、足をスッキリさせたい方はぜひご相談ください!
柏
Commentsコメントコメントする
登録されているコメントはありません