News最新情報
夏にバテるのは自律神経が乱れるから!
2020-08-02健康情報
こんにちは、柏です
今年も暑い夏がやってきます!40年前は夏場に30℃を超える時間は200時間程度だったそうですが、ここ最近では2倍の400時間を超えるそうです。本格的な暑さに負けないように今から準備をはじめましょう!
夏になると日本人の8割が経験するという「夏バテ」
「疲れやすい」「体が重ダルい」「食欲がなくなる」「よく眠れない」そんな経験ありませんか?実は自律神経のバランスの乱れが引き起こしているかも!夏バテってなに?夏バテになったらどうするのが良いの?
夏バテで苦しんだ私の実体験?と、オススメの対処法を紹介しながら夏バテについて解説していきます!
~目次~
・夏バテとは?
・夏バテになる原因
・夏バテ対策
・夏バテにはマッサージが有効?
・そもそも夏バテとは?
夏バテは暑気あたりや夏負けとも言い、文字通り夏の暑さによって現れる様々な症状の総称です。疲れやすい、倦怠感、食欲不振、寝つきが悪くなるといった症状が多く、その原因は自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)の乱れによって起きると言われています。
ではバランスが乱れた状態とはいったいどんな状態なのでしょうか?
自律神経の特徴として一方が強く働くともう一方はその働きが弱まるという性質があります。交感神経が頑張り過ぎると副交感神経に切り替えるのが苦手になってしまうので、うまく体を休められません。反対に副交感神経ばかり使っていると力を発揮したい時にエンジンがかかりにくい状態になります。これが自律神経のバランスが乱れた状態です。自律神経は私たちが日中活動している時も夜休んでいる時も、休まず働いています。食欲不振になるのも、胃腸の運動をコントロールしている自律神経が疲れてしまうから。交感神経が興奮したままだと寝つきが悪くなって、その結果疲れやすくなったりします。これは交感神経が優位になって、副交感神経に切り替えられなくなった状態ですね。
夏の暑さに身体を順応させようと自律神経が頑張りすぎてヘトヘトになった状態、それが夏バテです。
・ちなみに
自律神経の働きって知っていますか?
自律神経は交感神経と副交感神経の2つに分けられ、それぞれ反対の働きをします
交感神経・・・体を動かす状態にするのが得意です。心拍数を上げたり呼吸を早くしたり、血管を収縮させたりします。動物が獲物を狩るときや天敵から身を守るときにパワーを最大限に発揮するように、体を運動させる時に働くのが交感神経の役割です
副交感神経・・・体をリラックスさせるのが得意な神経です。横になって体を休ませる時や、食べ物を消化したり栄養を吸収したりするときに働きます。子供が眠くなると手足がポカポカしてくるのは、副交感神経が働いて血管が広がった結果、熱が体表から外に逃げるためです。身体を休ませたい時に働くのが副交感神経です。
交感神経は体を興奮させる働きがあります。瞳孔を開いてたくさんの情報を脳に送り込む準備をしたり、涙の量を減らしてモノを見やすくしたりします。身体を動かす時に働く神経なので、筋肉へ送られる血液の量が増える代わりに内臓に届く血液の量が減ります(消化や吸収が遅くなる)体を休めたい時に交感神経が働いていると、疲れているのに眠れなかったり(寝つきが悪い)食事を摂っていないのにお腹が減らなかったりします(食欲不振)
体温の調節、呼吸や胃腸の運動、血圧のコントロール。これらはすべて自律神経が関係していて、自律神経の働きによって適切に保つように管理されています。
暑い時は汗をかいて体温を下げる、安静時には呼吸や血圧をコントロールしたり、胃腸の蠕動運動を促して消化や吸収を助けたり。体を健康に保つための働きをコントロールするのが自律神経の主な働きになります。普段なら気にならないことでイライラしたり、何となくやる気が出なかったり。心あたりがある人は体と一緒に自律神経も疲れているのかもしれません。
・夏バテになる理由と対策
夏に自律神経のバランスが乱れてしまう理由、それは「身体を冷やしすぎてしまう」から。冬の方が室内と外の温度差は大きいのに、冬バテという言葉は聞きませんよね。私たちの体は体温が高い方が活発に活動できるよう作られています。冬は厚着をして暖かいものを食べたり飲んだりしますが、暑い夏の時期は冷たい物を摂ったりする機会も多いため隠れ冷え性になりやすい季節です。
サンダルを履く機会が多い人は気が付かないうちに足元から冷えてしまいがちです。
①足首周りが冷たい
②脛の内側が冷えて硬い
③お腹を下しやすい
これらが当てはまる人は隠れ冷え性かもしれません。
冷房にあたる時間が長かったり薄着で肌が冷えると、熱を逃がさないように交感神経が働いて血管を収縮させます。アイスや冷たい飲み物は体を中から冷やすので影響が出やすいです。体(内臓)が温まる前に続けて冷たい物を摂るのは夏バテへの近道。
光刺激(パソコン作業やスマホ)で目の疲れから神経疲労がある人、寝不足や不規則な食生活で内臓や自律神経に負担がかかっている人も、気温の変化についていけず夏バテになりやすい状態と言えるでしょう。(自律神経のバランスが乱れがちなため)
夏バテ対策は基本的に体を冷やさないようにする事。
冷たい飲み物を控える、涼しい室内で作業をする時は薄手の長袖を羽織ったりして体を冷やさないようにしましょう。冷房で首元が冷えると筋肉も硬くなり自律神経のバランスも乱れやすくなります。首までしっかりお湯につかって暖まってから冷たいシャワーを浴びると血流改善&寝つきも良くなるのでお勧めです!
「冷水シャワーの効果」について気になる方はこちらからどうぞ
↓ ~必見!冷水シャワーの効果~ ↓
https://www.toho-massage.com/salon/yokohama/news_detail.php?mode=preview&id=865
・夏バテにマッサージは効果がある?
夏バテの症状にもよりますが、マッサージをすることで筋肉がほぐれて血流が改善されると自律神経も反応してバランスが整います。
寝付きが良くないと感じる人は頭から首や脊柱のラインに緊張や力み、筋肉の硬さやハリが出ている人が多いです。硬さやハリが出ている部分がマッサージでほぐれると緊張が緩んでリラックスしやすくなります。疲れているのに眠れない、という方は頚や肩周りを温めてみるのがおススメです。
倦怠感があったり冷えを感じる人、特にデスクワークで長時間座って作業をする人は冷房による隠れ冷え性になっている場合が多いです。血流が滞った状態は細胞に必要な酸素や栄養が届かず、乳酸などの疲労物質も溜まりやすいので疲れが取れにくくなります。下半身をマッサージすると血液の循環が良くなり体が温まることで不調が改善されます。
冷たい物を摂取して内臓が冷えていたり、疲労が溜まって胃腸の動きがよくない人は食欲不振になりがちです。胃の反応が出やすい肩甲骨の周りや背中、腸や腰と関係のある太ももの内側がほぐれると血流が改善されてお腹の状態も変わります。胃腸に症状を感じる場合はお腹(胃や腸)を優しくマッサージすすることで緊張がゆるんで症状も改善していきます。
寝つきが悪い、食欲が湧かない、疲れが取れない
夏バテかも、と思ったらマッサージを受けましょう!
・こんな症状の出方もあるよ~夏バテ番外編~
冷たい飲み物やアイスを食べて、夜は買ってきたお惣菜やそうめんで済ませる。こんな生活を続けていた数年前の私は夜中に腰の痛みで目が覚めました。変な体勢で寝ていたわけでもなく、心当たりのないまま体勢を変えてみたり薬を飲んだり。それでも一向に収まる気配がないのでお風呂に入って腰から足をじっくり温めてみたら腰の痛みが消えました。
これは胃腸の冷えに腰の筋肉が反応したから。短い睡眠時間に、不規則な食事と冷たい飲み物。自分は大丈夫、と思って油断していた結果がコレ。思い返せば、足は冷えているのに汗がでるし、寝つきも悪くてついスマホをいじりながら横になっていました。自律神経に負担がかかることばかりしていたんですね、これで体が悲鳴を上げないわけがありません。
情けないなあと思いながらも身をもって知った私の夏バテエピソードでした。
・まとめ
夏バテについてまとめてみました、いかがでしたでしょうか?自律神経のバランスが乱れると様々な不具合が生じてしまいます。年々暑さを増しているので涼しく過ごすことは大切ですが、くれぐれも冷やしすぎにはご注意ください!バランスのとれた睡眠、運動、食事をこころがけて夏バテしないよう注意しながら快適に夏を乗り切りましょう!
柏
Commentsコメントコメントする
登録されているコメントはありません