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それって肩コリ姿勢?肩コリに効くツボはこれだ!
2020-07-28健康情報
工藤 KUDOU
肩コリの原因は姿勢の悪さだ!
こんにちはラクサスプラス横浜の工藤です。早いもので施術家になってから15年目になりました。延べ1万8000回以上施術にあたってきました。今回はその経験から、肩コリと姿勢の関係。肩コリに効くツボについてお話します。
日本人のマッサージを受ける理由で一番多いのが、肩こりです。女性で1位、男性で2位。腰痛と並んで国民病といえるかもしれません。
見出しにも書きましたが、肩コリの原因は姿勢の悪さです。もちろん、他にも運動不足・過労・ストレス・加齢等など様々沢山ありますが、不良姿勢にスポットをあててみます。
不良姿勢って、どんな姿勢?
・背中が丸くなっている。
・顎が突き出し、頭の位置が前方にある。
・肩が内側に巻いている。
思いあたる人が多いんじゃないですか?
なんで不良姿勢になるの?
筋肉は動かさないと硬くなります。
・長時間のパソコンを使ったデスクワークは、キーボード操作のために両腕を前方に置き、胸の筋肉が縮み肩が内側に巻いた状態になる
・腹筋が弱いと正しい姿勢を保持するのが大変で、背中が丸くなる
・キーボードを見るために背中を丸めた状態で顎を突き出す
・一日中スマートフォンを覗き込んでいるために、背中から頚まで丸くなる
・車の運転で椅子に浅く座り、腰から首まで丸くなる
・寝ながらテレビを見て、下の肩が内側に入り圧迫されている
いよいよ自分のこと?っ思ってきたんじゃない!
立っている時のよい姿勢のポイント
・ひざを真っ直ぐ伸ばす
・おへその下に力を入れて、骨盤を立てる
・肩甲骨を軽く後方へ引き、自然に胸を張る
・顎は少し引く
・頭頂部を真上から引っ張られている感覚で、背筋をのばす
座っている時のよい姿勢のポイント
・おへその下に力を入れて骨盤を立てるイメージ
・背筋を真っ直ぐ伸ばす
・目線が20~30度下に向くように、イスやテーブルの高さ、パソコンの画面の角度などを調整
・足を組まない 等々
何気ない日常の姿勢を、少しだけ意識してみることで、肩コリ改善に役立ちますよ!
肩コリに効くツボをご紹介
肩の前側が凝っているなら、ココをほぐせ!
欠盆(けつぼん)
肩の前側が凝っている人は、胸鎖乳突筋(耳の後ろの骨から鎖骨まで伸びている筋肉です)の疲労が原因で首筋から鎖骨にかけて凝っています。文字を書く、パソコンの操作、重い物を持つなどの動作でおこりやすいコリです。
欠盆の位置は、乳頭のライン上で、鎖骨中央のすぐ上、大きく凹んでいるところにあります。
<セルフケアの方法>
・親指か人差し指、もしくは中指のはらを使い、痛くない程度に押します
・円を描くようにゆっくりと動かす
※顔や首のリンパが流れ込むところにあるツボなので、顔色改善、くすみ改善などの美容効果も期待できますよ!
肩の上が凝っているなら、ココをほぐせ!
肩井(けんせい)
肩井は「万能のツボ」または「肩コリ常用のツボ」と呼ばれています。肩の上が凝っている人は、僧帽筋(首から肩、背中の浅層を覆っている筋肉。今回は肩上部)が凝っています。特に痩せている人や若い女性に多くみられます。長時間に及ぶパソコン作業、夜な夜な本を読みあさったりで発生しやすいコリです。この状態を放っておくと慢性的な肩コリの完成です。
肩井の位置は、首の後ろの突起した骨と肩の先端を結んだちょうど中間地点。
<セルフケアの方法>
・人差し指か中指のはらを使い、垂直方向に押していく
・気持ちいい強さでゆっくりと押す
※肩コリの改善だけでなく、筋緊張性の頭痛にも効果が期待できますよ!
肩の後ろが凝っているなら、ココをほぐせ!
肩中兪(けんちゅうゆ)
肩コリが慢性化してしまうと、肩の後ろ、肩甲骨の周辺から首筋にかけてコリが集中するようになる。そんな時にお薦めなツボが肩中兪です。
肩中兪の位置は、首を前に倒した時に一番出っ張った骨から指3本分外にあります。
<セルフケアの方法>
・中指のはらを使い、ゆっくりとやや強めに押します
・傘の柄の部分を引っかけて刺激すると楽に押せます
※頭痛、喘息や風邪の咳き込みを抑えるのに期待できます
パソコン作業などで腕の使い過ぎなら、ココをほぐせ!
手三里(てさんり)
手首を反る、指を伸ばす動き。パソコンを使うときなどに酷使します。強い肩コリの場合には、特に痛むため、肩コリのレベルをはかるバロメーターです。 長橈側手根伸筋(肘にある上腕骨外側上顆というところから手の甲にかけてついています)という筋肉にあるツボ。
手三里の位置は、肘を曲げた時にできる横じわの外側の端から、手の方向に指3本分のところ。
<セルフケアの方法>
・ツボの位置に反対の手の親指を当て、腕を掴むようにしてゆっくりじんわり押しましょう。
※寝違えや手首の腱鞘炎の改善が期待できますよ!
眼精疲労、後頭部の張りがあるなら、ココをほぐせ!
風池(ふうち)
パソコンやスマホのやりすぎで、目を酷使しすぎている現代人にはマストのツボです。緊張性頭痛の人は、自然に手が行ってしまうところですね。
風池の位置は、後頭部の髪の生え際で、耳の後ろにある骨から少し中央に寄ったところ。へこんでいて指がおさまるところ。
<セルフケアの方法>
・両手の親指で押します。残りの4本の指を頭に添えて支えましょう。頭頂に向かって持ち上げるように
・ゆっくりとじんわり押す
※眠気覚まし、疲労回復に期待できますよ!
コロナの影響で在宅でのデスクワークをする機会の増えていますし、ジムに行ったり、外での運動の機会も減って、増々筋肉は硬くなるばかり。同じ姿勢でいる時間が多いなら、正しい姿勢ですごした方がいいことは分っていただけたと思います。
私たちは、長時間の不良姿勢により凝り固まった筋肉をほぐし、弛めることで本来の正しい姿勢をとるため、お手伝いすることができます。
まだまだwithコロナが続くなか、頭を上げて、胸を張って前向きに進んでいきましょうー!
工藤でした!
肩こりについてはこちらの記事もご覧ください。
肩がこるのは何が原因なの?
https://www.toho-massage.com/salon/yokohama/news_detail.php?id=1071
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