初めまして、Newスタッフの柏です！

今年も残すところあと4ヶ月、秋といえば食欲、睡眠などありますが
今回は「読書の秋」ということで今回は私の好きな本をご紹介したいと思います！





～月の影　影の海～　小野不由美

天帝が十二の国を作り、麒麟に選定された王が国を統治する世界

主人公の中嶋陽子は普通の家庭に育った女子高生
彼女の悩みは毎夜悪夢にうなされることでした
そんな日々が続いたある日、陽子の前にケイキという謎の男が現れます

作者の小野不由美さんはホラー作品を書く方なのですが、今作は異世界ファンタジー
ファンタジーとはいっても世界観は田園風景の広がる昔の中国のような感じで
異世界を旅する主人公が失敗や後悔、葛藤を抱えながら自身を模索していく姿は読みながら胸が苦しくなることも多いのですが
人をテーマに描かれているので読むたびに深みを感じます

「月の影　影の海」は十二国記というシリーズ物の第一巻で、全作通してお勧めできるので
興味ある方は是非手にとって読んでください！！

今年の10月、11月にファン待望の続編が15年ぶりに刊行されるので、ご存知の方はお楽しみに！