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腰痛の原因は「お尻が垂れている」から!?
2021-05-29スタッフブログ
こんにちは、LUXAS+横浜店の柏です。
最近、腰痛を訴える方が増えてきたように感じます。
日本人の2人に1人が腰痛に悩まされているといわれていますが、一口に腰痛と言っても原因や痛む場所は人それぞれ。
ゴルフをしていて腰を痛めたと言う方もいれば
普段通りの生活をしているのに腰痛が出るようになった、という方もいらっしゃいます。
何が原因で腰痛になるのか、今回はそのうちの1つ「お尻ぺったんこ腰痛」について解説していこうと思います。
「お尻ぺったんこ腰痛」とは?
結論から言うと お尻の筋肉が弱い(使えていない)人がなりやすい腰痛 のことです。
お尻の筋肉は体の中でも大きく分厚い筋肉でとってもパワフルな筋肉です。なぜなら足を大きく動かしたり、上半身を支えたりするような大きな力を発揮したい時に働く筋肉だから。
普段の生活の中で背筋をのばしたり、姿勢を保つのは背中や腰の筋肉だと思うかもしれませんが、実は腰の筋肉と連動してお尻の筋肉も働いています。
床に落ちたものを拾うために身をかがめる時や階段を上る時も、体を支えるためにお尻の筋肉は働いています。
ところがお尻の筋肉が 弱い人 や 使えていない人 の場合、腰とお尻をバランスよく使うことができないので腰にかかる負担が大きくなってしまいます。
使われない事でお尻はさらに痩せて硬くなり、使いすぎてしまう腰はどんどん硬くなって痛みを感じるように。。
痩せると言っても小さくて引き締まったお尻ではなく 垂れ下がった平たいお尻 になってしまいます(汗
お尻の筋肉が使えていない事で腰に負担がかかり引き起こされる腰痛 これが「お尻ぺったんこ腰痛」です。
「お尻ぺったんこ腰痛」になりやすい人とは?
これまでに「お反りぺったんこ腰痛」を発症していた方は、多くが更年期以降の女性でした。なぜでしょうか?
女性は閉経を迎えて女性ホルモンの分泌バランスが変わる時期になると、筋肉量も 落ちやすく なるそうです。
普段体を動かさない人や、歩く時に歩幅が小さい人は股関節周りが硬くなりがち。
そうすると余計にお尻が使われなくなってしまい、筋肉量も 減少 してしまいます。
特にお尻の筋肉は体の中でも大きい筋肉なので、体に与える影響が大きい部位!
姿勢も崩れやすくなり、お尻の形も扁平になったりして見た目も残念なことに。。。
普段通りの生活をしているのに、最近腰が辛いのよねぇ
大した作業もしていないけれど、朝起きたら腰が痛くなったのよ!
当てはまる方は知らず知らずの内にお尻の筋肉が 弱っている のかもしれません。
自分のお尻がぺったんこかどうか気になる人は、うつ伏せになって自分のお尻(ズボンのポケットがある辺り)を触ってみましょう。
お尻に触れた状態で力を入れると、筋肉が硬くなってお尻が盛り上がりますよね?
しっかり盛り上がってお尻が 山になる人 は問題なし。
力を入れたけれどあまり盛り上がりを感じない、お尻が 平地のままの人 はお尻の筋肉が少なくなっていると思ってください。
知らず知らずの内に腰痛や姿勢の乱れを引き起こしている「お尻ぺったんこ」状態、、、恐ろしいですよね。
次は「脱・お尻ぺったんこ体操」をご紹介していきます。
「お尻ぺったんこ腰痛」の対処法は?
痛みを発しているのは「腰の筋肉」ですが、痛みを引き起こしている原因は「お尻の筋肉が使えていない」から。
つまりお尻の筋肉が上手に使えるようになれば問題解決という事ですよね。
そのための効果のある 簡単な運動 があるので、一緒にやってみましょう。
~立ったまま行うお尻の体操~
①壁に手をついて立ちます
②片足を浮かせて後ろに向かって10回上げ下げします
これを3〜4回繰り返すとお尻にキュ〜っと力が入ってくるのがわかるはず!
注意点が2つあります
・腰を反らせるとお尻ではなく腰に力が入ってしまう
・上半身が前に倒れるとお尻の筋肉が支えずに終わってしまう
そうならないために、上半身はまっすぐ保つこと を意識しましょう。
〜寝たままできるお尻の体操〜
①うつ伏せに寝た状態で片膝を90度まで曲げる
②そのまま太ももを浮かせるように脚を上げてキープ(3回深呼吸をしてから下ろしましょう)
太ももを浮かせようとして腰が捻れるとお尻を使えないので 腰をねじらない ように行いましょう。
この運動を行うことで日常でもお尻の筋肉が使われやすくなっていきます。
紹介した運動は、複数あるお尻の筋肉の中でも一番大きな 大臀筋 を使う運動なので結果も出やすいですよ。
お尻の筋肉が弱ったまま過ごしていくとどうなると思いますか?
股関節から骨盤までが不安定になるため、立ち上がり動作や階段がおぼつかなくなり
上半身を支えることができなくなるので、腰が曲がっていきます。。
「よっこいしょ」と言って立ち上がったり、えっちらおっちらと階段を登ったり、、、お分かりになりますか?
見た目から お年寄り になってしまう原因の1つが「お尻ぺったんこ」なんですね。
そうならないためにも、今から少しずつお尻を上手に使える人になりましょう!
最後に
「お尻ぺったんこ」状態が続くと、お尻から太ももの裏まで硬さが伝わっていきます
更には仙骨や骨盤のズレを引き起こしたり、、そうなるとますます腰痛が悪化するリスクが高まることに!
お尻がぺったんこで腰の痛みが気になる、お尻の形が悪いのを改善したい、という方はぜひご相談ください。
気持ち良い「だけ」のマッサージではなく、原因や対処法を考えた上で一緒に腰痛をラクにしていきましょう!
柏
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