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梅雨時のだるさの原因は「湿邪」かも!マッサージも効果あり!
2021-05-20スタッフブログ
工藤 KUDOU
こんにちは、LUXAS+横浜の工藤です。施術歴17年目になりました。
今年は早くも梅雨入りですね。湿度が高くジメジメしていやな時期ですね。去年から続くコロナの影響で、外出も思うように出来ず、ストレス過多の生活が・・・。梅雨とコロナで陰鬱とした気分を少しでも改善できればと思っています。
東洋医学では、病因を外因、内因、不内外因の三つに分けます。その中で外因(自然界の気候の変化により、人体を外部から発病させる原因)は風・寒・暑・湿・燥・火の六種(六淫)に分けられます。人体の抵抗力が低下し、自律調節機能が乱れているときに発病の原因となり、この発病原因を「邪」といい、それぞれ風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪といいます。
今回は、「湿」について書こうと思います。
☆湿の特徴
☆湿が体の中に入った時の対策
☆湿の特徴
湿は、梅雨や秋の長雨の時期に邪気となることが多い。
①湿は、人体の下部を犯しやすい(下注性)
湿というものは、水に似ていて、下に流れる性質があります。そのため湿邪は、人体の下部を犯すことが多いです。例えば、水腫(浮腫)などは下肢によくみられます。
②湿は重く、停滞する(重濁性、粘滞性)
湿邪が体内に侵入すると、頭や体が重く、四肢がだるいなどの症状が現れる。また湿邪が関節に滞ると、かんせつが痛み腫れる。
③湿は、脾胃を犯しやすい
湿邪が脾胃を犯して、消化吸収の能力を損なうと、下痢、尿量減少、腹水、水腫などの症状が現れる。
要は、湿が体の中に入ると、下半身がむくみ、重だるくなり、関節痛が出てきますよ。胃の調子も悪くなり、消化吸収がうまくいかず体内の水分調節が正常に行えないということです。
☆湿が体の中に入った時の対策
♪マッサージをうける
全身の血行を促し、水分代謝を促進させます。特に、むくみは下半身で顕著にみられるので、足裏からふくらはぎを中心にしっかり揉みほぐしていきます。またマッサージの効果により自律神経の働きがよくなり、全身の倦怠感も解消されます。もちろん内臓の働きもよくなります。
頚肩、顔、頭まわりをマッサージすることにより頭重感が軽減し、頭痛の改善効果もアリです!
♪食生活の改善
おすすめは、体内の水はけをよくする利尿作用のある食材をとることです。代表的な食材は、大豆やあずきなどの豆類。また、きゅうりやスイカなどのうり類などです。
反対に、体内の湿気を増やす食べ物は、炭水化物や甘い物なので、取り過ぎに注意。
♪入浴
入浴で汗をかくと、体内の余分な水分が出ていき、湿邪対策になります。38~39度のあまり熱すぎないお湯につかり、じんわり汗をかきましょう。
♪運動をしよう
体を動かすと、自律神経が整うだけでなく、血行がよくなり、体の水はけがよくなるので、是非。特に脚がむくみやすいので、ウォーキングがおすすめです。家の中でなら「踏み台昇降運動」が手軽です。
私のおすすめは「カーフ レイズ」です。ふくらはぎの筋肉(第2の心臓と呼ばれる)を鍛えてくれます。
1.壁際に直立します
2.肩幅分程開いた両手を壁に垂直につける
3.足は肩幅よりも少しだけ狭くしましょう
4.つま先立ちになり、軽く前傾姿勢気味になるように
5.かかとが最大の高さまでしっかりあげたら、一度停止する
6.停止した後、ゆっくり下していこう
1セット30回を目安に3~5セット行いましょう!
湿を体から撃退して生活の質を高めよう!
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