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「カクッ」と音が鳴る!口を開けると痛い!それって顎関節症かも❓
2023-04-24スタッフブログ
工藤 KUDOU
施術歴19年目、ラクサス+横浜店(東邦マッサージ元町・中華街)歴9年でいつの間にか最古参になってしまった工藤です。そんな工藤が顎関節症について少しばかり。
***内容はコチラ***
☆顎関節症の原因はナニッ?
☆顎関節症の症状って、どんなの?
☆セルフケアの仕方を教えてよ!
☆顎関節症の原因はナニッ?
日常生活での習慣や癖なども大きく影響しています。
例えば、
ο頬杖や歯ぎしり
ο唇や頬の内側を噛む癖
ο食いしばり
ο片側の歯での偏った噛み方の癖
οうつ伏せ寝の習慣
ο猫背 などがあります。
近頃では、スマホやパソコンの長時間に及ぶ操作も原因の一つと言われています。皆さんも思いあたることが多いんじゃないですか?他には顎関節そのものの構造上の問題、ストレスや不安などからくる顎の筋肉の緊張、外傷などもあります。
☆顎関節症の症状って、どんなの?
ο顎関節に痛みが生じる
ο口が開けづらい
ο口を開くときに耳の付け根辺りで「カクッ」「ゴリッ」といった不快な音が鳴る
というのが主な症状です。これにより、硬い食べ物を噛めない、大きな食べ物を食べられない。顎の音が煩わしいといったストレスを抱えることになります。症状が悪化すると、口を開けようとしなくても顎関節や頬やコメカミなどの顎を動かす筋肉が痛んだり、口が開かなくなったりします。
さらに、
ο偏頭痛やめまい
ο腕や指のしびれ
ο首肩の痛みやこり などもでてきます。
ちなみに、どんな層に多いかというと、10代半ばから増えて、20~30代がピーク。特に女性に多く、男性の2~3倍だそうです。はっきりとした理由はわかっていませんが、男性よりも骨格やきんにくが弱く、緊張やストレスに対しての感受性が高いうえに、痛みに敏感だからだと考えられています。
もしかして自分は顎関節症かなと思っている方に簡単な診断方法をいくつか紹介します。
ο人差し指・中指・薬指を縦に揃えて口に入らなくなった(顔や口の小さな人は人差し指・中指の2本)
ο食事をする時に顎が痛くて噛み切れない
ο朝の起床時に顎がスムーズに動かない
ο耳の前やコメカミに痛みを感じる
ο顎が引っかかり、たまに動かなくなる
ο顎を大きく開けた際、左右で開けにくいところがある
ο顎を開閉した時に痛みとともに「カクッ」などの音がする など、
いくつか当てはまれば顎関節症の可能性アリ!
☆セルフケアの仕方を教えてよ!
マッサージを受けに行ったり、歯医者さんに行って治療してもらうことも大事ですが、日常生活の中で常に行うことが、より効果的だと思いますので、簡単なものを紹介いたします。
セルフ筋肉マッサージ
ο人差し指と中指を痛みのあるところに当てます。側頭筋ならコメカミのあたり、咬筋なら耳と頬の間です
ο円を描くように指を動かし筋肉をほぐします。痛気持ちいいくらいがベストな押し具合
ο体が温まっているとほぐれやすい。入浴中や入浴後に行うとGood!
※咬筋:頬の辺りににあり、食べ物を噛むときに下顎を引っ張り上げる。とても力の強い筋肉です。
※側頭筋:咬筋と連動して、食べ物を噛むときに下顎を引っ張り上げる。
開口ストレッチ
①コメカミに手を添え、顎を右に動かします
②次は顎を左に動かします
③顎を前に突きだします
④大きく口を開けます
ο①~④を10回繰り返すのを1セットとして、1日に3~5セット行う
ο顎を動かす時はゆっくり大きく動かします。少し筋肉に負荷をかけながら、全身のストレッチをするようなイメージで行いましょう
οストレッチの時に、痛みが全然ないのは負荷が足りていません。痛みが強すぎる場合も良くないので、程よい負荷をかけて行いましょう!
当店にも口が開けづらい、「カクッ」と音が鳴る、顎周辺に痛みがある。などの症状の方が多くいらっしゃいます。物を噛む時に使う頬や側頭部の筋肉や、周辺の首・肩の筋肉の緊張やコリを丁寧にほぐすことで、筋筋膜障害由来の不快症状を改善・軽減することができます。骨格の変形・異常は治すことはできません。ただ、それに伴って筋筋膜にまで影響が出ていることが多く、そちらにはマッサージや鍼治療で不快症状の軽減が望めます。顎の痛みに悩まされて、肩や首、全身緊張している方が多いです。そんな方は一度相談してみましょう!できるだけ症状がひどくなる前がおすすめです!!
いつまでも美味しいものを美味しく食べたいですよね!
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