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もうすぐEV自動車は、普及するのか?
2022-10-11PR
高松
こんにちは。
ラクサス渋谷 高松です。
今日は高松が、毎週の新たな連載を楽しみにしている、マンガのお話から、させて下さい。
しげの秀一先生著書の『MFゴースト」と言う
『ヤングマガジン(講談社)』で、
現在長年連載中のマンガがあります。
しげの秀一先生の、大ヒットマンガ
『頭文字D(イニシャルD)』から、
30年くらい後の時系列です。
私も青春時代、夢中で拝読させて頂きました。
『MFゴースト』には頭文字Dで活躍したキャスト達が、
30年の年齢を重ねて、重要人物として出てきます。
高松の青春ともオーバーラップして、
ワクテカで楽しんでおります。
が、今回は、MFゴーストの面白さを
語る訳ではありません。
MFゴーストの世界観として設定されている
『自動運転EV自動車の世界』について
思う所を、もろもろ突っ込みたいと思います。
マンガの世界観の『大前提設定』を確認しますと。
『202X年に内燃機関(ガソリン車)を動力とする
自動車は世界中で生産を中止した』
『一部途上国を除き
地上のモータリゼーションは
自動運転機能をそなえた
EV(電気自動車)
FCV(燃料電池自動車・水素と酸素を化学反応させて発電)に占拠され......』
『交通事故死亡者数は
この10年で87\%もの
減少を見せていた』
『化石燃料をエネルギーとする
自動車は急速なスピードで
先進国の路上から駆逐され
今や絶滅危惧種(レッドデーターアニマル)となる』
......だそうです。
が!MFゴーストでの『MFGレース』は、あえて、ガソリン内燃機関車だけのレースなのです。
10年近くガソリンエンジンの新車が作られて居ないのに
新車レベルの車両が、ガンガン出てきます。
どうやって?
さすがファンタジー♪
『ガソリン内燃機関車』
さらには、数年前に富士山の大爆発があり、有毒ガスが出るので人が住めない市街が出た。
そこを、レースコースに設定する。
頭文字Dの峠レースを公道レースに昇華させるための、前提なのです。
が、この前提は......世界観的に、無理が出てくるかと。
ちょっと、現実味が薄れると、感じます。
ガソリンほど『薄利多売』で、流通している商品は無いと思います。
そして『現在の価格』でも、ガソリン車の燃費向上や、ハイブリッドでの燃費向上で、
ガソリンスタンド(GS)は、バタバタ閉店して行って居ります。
なのにマンガでは『死亡者87\%も減少』するほどに、ガソリンを買わない世界になったのですよね。
もしも、GSがそのままEVS(EVスタンド)に替えられたとして......
もう『そんなに売れないガソリン』を、商品在庫出来るのでしょうか?
一部のガソリン車為に、在庫するとして『薄利多売出来ない、ガソリンの価格』は?
幾らになってしまうのでしょう?
1000円/1Lとかに、成っているやも知れません。
そこで、現在の先物取引の価格を参考にしてみます。
原油89.064円
で、もう使われていない石炭は、400.00円!?
単純計算ですが、原油価格が、4.5倍するとして
89.064円×4.5倍=387.288円
原価ですから、日本の二重課税ガソリン価格は『半分は税金』です。
387.288円×2倍として、774.576円!/L!?
まぁ、ハイオク775円/1Lとしましょう。
以下『MFゴースト』内で、駆る車の燃費や経費を、計算してみます。
......劇中ドライバー達は、燃費悪いスポーツカーを、普通に日常の足使いしているのですよ。
どんだけセレブなドライバーなんでしょうか?
また、まだ元GSのEVステーションで、ガソリンは在庫されていて、
販売されているのでしょうか?
↓劇中に出てくる、主人公やライバル達や車↓
86号車 片山夏向(カタヤマ カナタ)英国籍姓リヴィントン
ロイヤル・ドニトンパーク・レーシング・スクール
(RDRS)出身。
頭文字Dの主人公、藤原拓海の弟子。
ZN6型 トヨタ・86 GT 12K/L(ハイオク)
タンク50L 満タン一回 38,750円
(改造前なので、改造したら燃費はもっと悪くなるでしょう)
劇中ヒロインの西園寺恋と、恋の祖母の作る南魚沼産の米を食べに、
神奈川県藤沢市から新潟県十和田町市まで、GR86でドライヴする話があります。
藤沢市から、十和田町をGoogleMAPします。
話のルート通り、関越自動車道を通ります。
......片道264Kありますね。
往復528Kですね。
GR86の燃費計算すると......ハイオク44L必要です。
775円×44L= 34100円!?
現在のハイオク価格164円でしたら、7216円
関越自動車道の高速料金も加われば、
里帰りに......40000円越え!?
さらに、不思議なのは、GR86が高速走行中、
周囲の車道にEV車は、一台も走って居ないのです。
自動運転EVトラックなどの、営業車も出てきません。
そんなに利用者が居ないのに、
高速道路の維持管理の財源は、どこから?
また、いくらEV主流になったとは言え、物流ロジスティクスは稼働しているはずです。
なのでGR86が走る背景に
自動運転EVとか、自動運転『無人』トラックとか、走らせて頂いた方が、
マンガの世界観としての『現実感』が出ると思いますが。
645号車 エマ・グリーン 英国籍 RDRS出身 カナタと同期。
金髪碧眼モデル系美女。
カナタの彼女だと言い張っている。
来日するなり、カナタに逢いに来ます。
アストンマーチン・ヴァンテージ 8k/L(ハイオク) タンク73L ノーマル・非改造
満タン一回 55,115円
都内→89km→小田原→37km→藤沢市→61km→都内
187km÷8km/L= 23.375L
775円× 23.375= 18,115.625円
現ハイオク164円×23.375L=3833.5円
まぁグリーン財団?の御令嬢だそうなので、一日2万円くらい、気にしないのでしょう。
12号車 ミハイル・ベッケンバウアー 独国籍
主人公のライバルと言うか、前年チャンピョンをあっさり負かす凄腕ドライバー。
ポルシェ社の教育プログラム出身
『シュツットガルトの刺客』と異名
982型 ポルシェ・718ケイマンS 8.6K/L(ハイオク) タンク54L ノーマル・非改造
満タン一回 41,850円
彼は彼の姉によれば、車降りればインドア派オタクだそうで、
実際マンションに居るシーンしか出てきません。
諸星 瀬名 885号車
トヨタ GRスープラ
12K/L (ハイオク) タンク52L
満タン一回 39,260円
頭文字Dで『プロジェクトD』と言う峠の走り屋チームで、
藤原拓海はTOYOTAトレノAE86で、下り坂ダウンヒル専門
高橋啓介はMAZDA RX-7で、ヒルクライム専門
その高橋啓介の立ち上げた『ドリームプロジェクト』
での弟子。
群馬県からMFG登録事務所ある小田原に行き、カナタの居る藤沢市に行き、群馬県に帰ります。
群馬県→209km→小田原→37km→藤沢市→183km→群馬県
429km÷12km= 35.75L
35.75L×775円= 27,706.25円
現164円×35.75L=5863円
ちょっとした用事で、2万8千円が飛びます。
相葉 瞬 9号車
NISSAN GT-R NISMO 7.4K/L(ハイオク) タンク73L
満タン一回 55,115円
......主人公カナタを大好き。
実はヒロイン恋はカナタ大好き。カナタも恋を好きになり、相思相愛に向かうのです......
第一話から 相葉 瞬 は恋に一目惚れるのですが......
今日の元気に愛車で、藤沢市内を走り回って居る事でしょう。
八潮 翔(ヤジキタ兄)16号車
ロータス エキシージ 8K/L(ハイオク) タンク40~48L
満タン一回 37,200円
北原 望(ヤジキタ妹)18号車
アルファロメオ・4C 10~13K/L(ハイオク) タンク40L
満タン一回 37,200円
このヤジキタ兄妹ですが、実の兄妹だそうで。
今後その背景が描かれるかは分かりません。
主人公カナタに出逢うのは、藤沢市内のファミレスなのですが、
やはり燃費悪いのにレース車両を普段使いしてます。
このマンガの世界観ですが、世界の石油消費量は激減しています。
そもそもですが世界中の産油国も、『汲み出せば赤字価格』の石油を、
採掘し世界中に供給し続ける事が出来るのでしょうか?
いずれ、『ガソリン自体が、世界中から無くなる』やも。
ガソリン内燃車を走らせたくても、ガソリンが手に入らない事態になるでしょう。
世界中の油田が『軍艦島』見たいになってそうです。
さて、現実でのEV化の進捗は、どうなって居るのでしょうか?
ノルウェー政府はガソリン内燃機関車に重税を課すかわりに
BEVを優遇する政策を推進。
BEV購入にあたっての免税措置に加え、フェリーや有料道路、
駐車場利用の割引や法人向けの税制優遇が実施されたことで現在に至ります。
急速にEVが普及して、80\%がEVに代替えされて来たそうですが......
ところが深刻な『充電渋滞』に陥って居られるそうです。
急速充電でも30分掛かります。
ガソリン給油時間と比較してしまうと、EV充電渋滞は必死ですね。
全ての駐車場に給電ソケットを用意しなくては、実用化とは言えないのでは。
そしてノルウェー水力発電が多く、水力発電が届く地域は電気代は安いそうです。
また川が凍り水力発電が使えない冬季は生産貯蔵していた水素を使って発電しています。
が、他国に隣接している地域は輸入電力が多く、最近のウクライナ等の諸事情で、
EV電気代が月に12万円にも成ってしまうそうです。
更に矛盾が。
ノルウェーがBEVにとって至れり尽くせりなこれらの優遇ができるのは、
北海油田から取れる石油・天然ガスによる潤沢な収益があるためです。
つまりノルウェーでは、石油を売った代金によって国内のEV導入が進められています。
その石油は海外で使われるため、ノルウェーでのCO2排出量は少なく済みますが、
地球全体のCO2排出量削減には何も貢献していないません。
むしろ過度なBEV需要の高まりによってCO2の排出量が増えていることにもなります。
BEVが増えすぎたせいによる充電渋滞に加え、不安定な電力供給による移動コストの異常高騰。
これが、BEV普及率世界第1位を独走するノルウェーの現状です。
中国も、充電渋滞に悩まされて居ます。
が、トライ&エラーが早い中国では、
『電池交換式EV』と『車の床下の電池を自動で交換する施設』を作られました。
ガソリン給油に負けない、速さです。
まだ、5000台が稼働されているだけでしょうが、将来に期待したいです。
日本では?
TOYOTAのモリゾー社長が、先日EVを多数発表しました。
ですが、TOYOTAモリゾー社長は、水素燃料エンジンの研究も進められておられます。
TOYOTAの水素自動車は、ガソリンの代わりに水素を燃料として爆発させて動かす水素エンジンです。
ガソリン車技術をそのまま転用出来ます。
モリゾー社長が『ガソリン車の生産者の雇用を守りたい!』と、水素燃料車カローラで、レースに出てます。
将来、水素燃料エンジンを搭載したエンジンの各国のスポーツカーで、
F1とか日本GTでも、レースが可能かも知れません。
実は、米やEUはTOYOTA潰しのために、
EVを促進しようとしています。
しかし彼らは、カウンターパンチを受けています。
EV蓄電池劣化(新品電池170万位)交換や、
国単位の発電量が増えて、co2が増えてしまってます。
EVのメリットは、ガソリン燃料エンジンより有利とは言えません。
逆に水素燃料(FCV)の研究が進んでおり、
ガソリン並に安定供給の価格になるやも知れません。
TOYOTAのモリゾー社長の先見性が光ります。
モリゾー社長が開発ドライバーとして参加した
GRヤリス、良いですね。
ご予約はネット(WEB)予約が便利です
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