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熱中症の陰に『水中毒』の危険性!?
2020-08-18健康情報
こんにちは、LUXAS渋谷の野田です。
連日の猛暑で熱中症の警戒が言われておりますが、私もついつい忘れがちなのが、水分補給 です。
ですが、水分を取ればいいというものでもないんです。
取りすぎると「水中毒」の危険性があるそうなんです。
8月16日(日)のFNNオンラインにこういう記事が掲載されていました。
著書に『認知症は接し方で100%変わる!』などがある、横浜相原病院の吉田勝明院長にお話を聞いた。
―― 「水中毒」とはそもそもどんなもの?
過剰な水分摂取によって生じる中毒症状で、血液検査の結果、低ナトリウム血症の状態になっているということです。
水に危険な毒素が含まれているというわけではなく、水を大量に飲むことでナトリウム、つまり塩分が血液中に少なくなってしまっている状態を引き起こすのが水中毒。汗で塩分が出て行ってしまう熱中症と似ているようにも思えるが違うという。
――熱中症も塩分が不足して起こるもの。どこが違う?
熱中症の場合は、発汗の結果、ナトリウムが汗と共に皮膚表面へ失われています。汗をなめると塩辛く感じますし、汗をかいてそのまま放置していると、皮膚に塩の結晶みたいな状態が見られます。その結果、血液内のナトリウムが不足する状態が起こります。
一方、水中毒の場合は…従来の血液内のナトリウムは変わりませんが、水で薄められた結果、低ナトリウム血症となるのです。わかりやすく言えば…味噌汁にただのお湯を入れれば、味、特に塩味が薄くなるでしょう。
汗をかいて、塩分が少なくなった状態に、さらに水だけを入れるというのはさらに薄めている結果となっているということです。
体の中のナトリウムイオンの正常値は、約135~145mEq/l(mEq/lは電解質の濃度を表す単位)だというが、これが低下していくと、
130mEq/l=軽度の疲労感
120mEq/l=頭痛、嘔吐、精神症状
110mEq/l=性格変化、けいれん、昏睡
100mEq/l=呼吸困難などで死亡
などの症状が出てくるという。
ウソみたいな本当の話なんです。熱中症予防で良かれと思い取った水分補給が取りすぎると大変なことにもなりかねません。
特に若い人達や小さな子供さんには........。
知識の一つとして頭の隅に入れておいてください。
まだまだ暑い日が続きますのでどうぞ、体調管理にはお気をつけ下さいね。
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