今日、脈についてひとくさり

心臓は、一定の周期を持って収縮と弛緩を繰り返し、血液を圧出しています。
この血液を圧出する際の衝撃が波動となって身体の抹消部まで伝わっていく、これが脈拍です。

脈拍の測り方は、リラックスした状態で橈骨動脈（手首の所）に人差し指、中指、薬指を3本並べて当て、親指を後ろ側に当てて軽く支え、1分間の脈拍の回数を数え、脈の状態、性質を診ることができます。

これを脈診といいます。

脈拍の数や性質は、年齢、性別、病状などにより異なります。数脈、徐脈、大脈、小脈、硬脈、軟脈、速脈、遅脈、不整脈、結滞のような症状があります。

脈診は、診断が主観的になり易いので、より客観性を求める心構えが必要になります。

お客様の身体の状態と要望を聞き、言動を観察し身体に触れ状況に応じては脈を診させて頂くことがあります。

より多くの人から脈を診させていただくことにより、施術に多いに助けになると思っております。

また、ご自身の健康管理の為に、定期的に脈をチェックしてみてはいかがでしょうか