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喉の乾燥対策で風邪予防!冬の健康を守る7つのセルフケア
2025-11-12健康情報
城戸 KIDO
湿度が下がり、空気が乾きやすい季節になりました。
最近「喉がイガイガする」「朝起きると喉が痛い」と感じる方も多いのではないでしょうか。
喉の乾燥は、さまざまな不調を引き起こす原因になります。
喉の乾燥によって起こる症状
1. 不快感や痛み
乾燥で喉の粘膜が荒れ、イガイガ・チクチク・ヒリヒリした痛みが出ることがあります。飲み込むときに違和感を感じる場合もあります。
2. 声がかすれる・出にくくなる
喉の潤いが失われると声帯の動きが悪くなり、声がかすれる・ガラガラになる・長時間話すと疲れるといった症状が出やすくなります。
3. 風邪や感染症にかかりやすくなる
喉の粘膜は、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ“バリア”の役割をしています。乾燥するとその防御力が低下し、風邪・インフルエンザ・咽頭炎などにかかりやすくなります。
4. 咳や痰が出やすくなる
乾燥によって喉が刺激され、体を守るために咳反射が起こります。
5. 睡眠の質が下がる
夜間に喉が乾いて咳が出たり、痛みで目が覚めたりすると、睡眠が浅くなり疲れが取れにくくなります。
喉の乾燥を防ぐ7つの対策
1. 加湿する
室内の湿度は 40〜60% を目安に保ちましょう。
加湿器を使うほか、濡れタオルを干したり、お湯を入れたカップを置いたりするのも効果的です。
2. こまめな水分補給
喉を潤すには、少量の水・白湯・ハーブティーをこまめに飲むのがおすすめです。
カフェインやアルコールは利尿作用で乾燥を進めるため控えめに。
3. のどを守る食品を摂る
・はちみつ:抗菌・保湿作用があり、粘膜をやさしく保護します。スプーン1杯をそのまま、またはぬるま湯やハーブティーに溶かしてどうぞ。
※1歳未満の赤ちゃんには与えないようにしましょう。
・ビタミンAを含む食品:にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、レバー、卵黄など。喉や鼻の粘膜を強くし、乾燥から守ります。油と一緒に調理すると吸収がアップ。
・ビタミンCを含む食品:みかん、キウイ、いちご、ブロッコリー、ピーマンなど。粘膜の修復や免疫力アップに役立ちます。加熱に弱いため、生で摂るのがおすすめ。
・イモ類・ねばねば食品:長芋、オクラ、なめこ、山芋、納豆などに含まれる「ムチン」は喉を保護します。ムチンは加熱に弱いため、生または軽く火を通す程度で。
4. マスクの活用
外出時や就寝時にマスクを着用すると、喉の潤いを保ちやすくなります。
5. 声の使いすぎを避ける
長時間の会話やカラオケなどで喉を酷使すると粘膜が乾燥しやすくなります。こまめに休ませましょう。
6. 室内環境を整える
暖房の風が直接あたらないようにし、空気清浄機を使ってホコリから乾燥を防ぐのも効果的です。
7. 唾液腺マッサージで潤いをサポート
ストレスや緊張で唾液の分泌が減ると、口や喉が乾燥しやすくなります。
マッサージを行って唾液の分泌を促すのも対策方法の一つです。唾液の分泌に関わる3つの部位のマッサージ方法をご紹介します。
<耳下腺マッサージ>
人差し指を耳の前(上の奥歯のあたり)に当て、円を描くように10回ほどゆっくりマッサージ。
<顎下腺マッサージ>
あごの裏側のくぼみに親指を当て、左右3~4か所をそれぞれ5回ずつ押しながらマッサージ。
<舌下腺マッサージ>
あごの中心のやわらかい部分に両手の親指を揃えて当て、上方向に10回ほどゆっくり押し上げます。
乾燥が気になる季節になってきました。ちょっとしたケアで喉の乾燥や体の調子がかわります。全身のめぐりを整えて、冬の不調や疲れやすさをサポートいたします。
喉や体の渇きが気になるときは、ぜひお立ち寄りください。
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