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ばね指とは?症状、原因、そして自分でできる対策とは
2024-12-23健康情報
冨山 TOMIYAMA
日常生活で指がカクンと動くことはありませんか?
もしかしたら、それは「ばね指」(弾発指)かもしれません。
今回は、ばね指の症状や原因、そして自宅でできる対処法や予防法についてご紹介します。
ばね指とは?
ばね指は、指を曲げたり伸ばしたりする際に、腱(指を動かすための繊維組織)や腱鞘(腱を保護するトンネル部分)が炎症を起こし、指がスムーズに動かなくなる状態です。指がカクンとばねのように跳ね返る感覚が生まれるため「ばね指」と呼ばれています。
ばね指の症状
ばね指の主な症状には、以下のようなものがあります。
・指のスムーズな操作でなく、ずっといる感覚がある
・指を伸ばせずばねのようにカクンと一歩戻る
・指を動かす際に痛みを感じる
・特に朝に症状が強く現れることが多い
・そのまま指が曲がり、伸ばせなくなることも
ばね指の原因
ばね指は、腱が腱鞘を通過する際に摩擦が起こり、腱や腱鞘が炎症を起こすことで発症します。 特に、指を長時間使う作業や、重いものを頻繁に持つ作業が原因となりやすく、また、糖尿病やリウマチなどの病気が原因となることもあります。
ばね指の予防方法
ばね指の予防には、日常生活での指の負担を減らすことが重要です。以下の方法で予防を心がけましょう。
・指の酷使に注意
:長時間の指の酷使や同じ動作の繰り返しを控え、指を休ませましょう。
・休憩時間
作業中に定期的な休憩を取り、軽いストレッチやマッサージを行いましょう。
・指のストレッチ
指をゆっくりと曲げて伸ばすストレッチを行い、筋肉や腱を硬くならないようにしましょう。
・温浴や冷却
手を温めたり、作業後に冷やして炎症を気にすることで、症状を予防できます。
自宅でできる対処法
ばね指の症状が出たとき、自分でできる対処法もいくつかあります。
・指や手のひらのマッサージ:
指や手のひら全体を優しくマッサージすることで、血行が促進され、腱がスムーズになります。 特に、指の付け根部分を手のひらで円を描くように揉みほぐすと効果的です。
・温めた後のマッサージ:
手を温めることで筋肉が柔らかくなり効果があります。温かいタオルやお湯で温めた後、軽く揉むようにしましょう。
・ストレッチ
指を無理なくゆっくりと曲げる事で、腱の動きを緩やかにし、痛みの軽減に繋がります。
マッサージは効果がある?
マッサージは、ばね指の予防や軽度な症状の緩和に効果的です。 血行を良くし、筋肉や腱の緊張をほぐすことで、炎症の軽減に繋がります。
ばね指は日常的なケアや予防策を実施することで、症状を軽減することが可能です。
日頃何気なく動かしている指も、実はとっても疲れています。指一本一本も丁寧にほぐしていきます。
セルフで満足できない時は、ぜひご来店ください。
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