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足裏アーチって⁉ 重要性と保護について
2024-06-26健康情報
小杉 KOSUGI
最近、足裏のアーチの重要性についての記事をよく目にします。足には3つのアーチがあり、骨が弓形に並んで形づくられたものです。
第一のアーチは誰もが知っている足の内側の土踏まずの部分
第二のアーチは足の外側の縦アーチ
第三のアーチは5本の指の付け根にある横アーチ
これらの3つのアーチがバランスを保ちながら、身体全体を支えるバネのような役割を果たしています。
アーチはすねや足裏の筋肉によって支えられており、歩行時や運動時にはバネやクッションとしても重要な部位なんです。
1,体のバランスと安定性を保つ役割
足裏のアーチは、体重を支える際に重要な役割を果たします。体重が均等に分散され、歩行や走行時のバランスが良くなります。つまり、足裏のアーチがあるおかげで、歩くときに体が安定して進むことができます。
2,ショックを吸収する能力
足にかかる衝撃を吸収する役割も担っています。例えば、走ったりジャンプしたりするときに、地面からの衝撃が足や体に伝わりますが、足裏のアーチが柔軟に動くことでその衝撃を和らげ、足や関節への負担を軽減してくれます。
3,正しい姿勢をサポートする
足裏のアーチが強く保たれていると、体全体の姿勢がより正しくなります。背筋が伸び、体が自然な形で支えられるため、長時間立っていても疲れにくくなり、背中や腰への負担も減ります。
4,運動能力の向上
スポーツや運動をするときにも、足裏のアーチは重要です。例えば、バスケットボールやサッカーでは、素早い動きや方向転換が必要ですが、しっかりしたアーチがあることで足の動きがスムーズになり、パフォーマンスが向上します。
これらの理由から、足裏のアーチは人間の身体にとって重要な構造の一つです。日常生活やスポーツ活動において、アーチの健康を保つことが大切です。
近年、長時間座っていることにより足裏の筋肉が弱くなり、アーチが低下・消失することで、足首や膝、腰、肩、首などの関節や筋肉に痛みが増加しているようです。
そのチェックポイントとして、足裏の中指の付け根にタコができていないか確認することが重要です。
次回は、その対策について紹介したいと思います。
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