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肩や首・腰がつらい時に無意識に手を当てていませんか?
2024-04-22健康情報
間庭 MANIWA
「手当て」という言葉の由来
「手当て」というのは日本人の造語です。
この言葉が、どこからきたかというと「手のひら療法」からです。
昔の人は、怪我をしたり、胃や頭が痛いと、患部に手のひらを当てていました。
これは手のひらが湿気と熱を発散するので、患部に当てると軽い温湿布の役目を果たすため、血行を促進して患部を治そうとする療法です。
現代でも「触手療法」「ハンド・ヒーリング・タッチ」とも呼ばれています。
手のひらからは、体内にこもっている静電気が発散していて、経路を刺激して血液の循環をよくします。
こうした一番簡単で素朴な療法を、昔の人はその生活の知恵から知っていて、どこか具合が悪いとなると、手のひらを当ててみたことから、怪我や病気を治すことを「手当て」というようになったものです。
みなさんも、肩や首、腰がつらい時やお腹が痛い時など気づけば手を当てていませんか?
原始的ともいえる「手のひら療法」から生まれたことばが、現代医学の中でも、「病気の手当てをする」といったことばとして残っているのは面白いものです。
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