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肩が痛い腕が上がらない!四十肩?五十肩?
2023-06-21健康情報
冨山 TOMIYAMA
こんにちは ラクサスプラス中目黒 冨山です。
今回は、肩腱板損傷(肩腱板断裂)について
肩を上げた時の痛みや夜間の疼くような痛み、肩を挙げられないといった症状です。
症状が似ているため、整形外科で四十肩五十肩と診断されることもあるようです。
肩はおもちゃのけん玉に似た構造で上腕骨の上の部分が球になっていて、肩甲骨の横ついている受け皿の部分で回転することで動く関節です。これを動かすためには、外側の筋肉と内側の筋肉が働いています。
内側の筋肉群はインナーマッスルとも呼ばれ、その正体は「腱板」といわれる4つの筋腱(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)からなっています。これらの筋腱は、肩の前、上、後ろに位置し、肩の様々な動きをサポートしています。
例えば、腕を横に挙げる動作では、三角筋などの外側の筋肉アウターマッスルが上に収縮し、同時に腱板が内側に引っ張られることで、腕の骨が上がるのです。
しかし、腱板が断裂してしまうと、腱板の上にある滑液包と呼ばれる柔らかい部分が炎症を起こし、腫れたり充血したり水がたまったりします。その結果、肩の痛みが起こってしまいます。特に寝ている姿勢では、この痛みが強くなることがあります。
腱板の断裂は、転倒や打撲で肩に急激に強い力が加わった場合だけでなく、肩を使う仕事や元々の骨の形などで徐々起こることもあります。
これを放置するとどうなるか?
断裂した部分が広がったり、断裂したままで重労働や激しい運動を繰り返すと、腱の破れた部分を通って骨同士が衝突し、骨の変形を引き起こす可能性もあります。そのため、損傷の程度を正確に診断を受けて、仕事や年齢に応じた適切な治療法を選ぶことが大切です。
日頃からの予防でリスクを減らしましょう。
無理のない範囲で体力トレーニング、正しい姿勢を心掛けましょう。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続ける場合は、適度な休憩やストレッチを忘れずに。
身体のメンテナンスで健康維持を心掛けましょう!
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