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節分 豆とマメとまめ
2022-02-02おすすめ
上山 KAMIYAMA
LUXAS+中目黒 上山です。
2月3日は、節分。
最近の節分は豆まきより恵方巻きなイメージが強い印象ですが、皆様は豆まきと恵方巻き両方、どちらか、やらない、いかがでしょうか?
ちなみに恵方巻き食べる方は、今年の恵方は「北北西やや北」とのことです。
喉詰まらせないようお気をつけて。
さておき今回は豆のお話。
そしていきなり話逸れまして。
節分の時に豆をまくのは「豆=まめ=魔滅」というとても〇〇の呼吸って言いながら刀振り回しそうな由来だったりします。
さらに逸れまして、渡辺姓の方は豆をまかないという話はご存じでしょうか。
有名なのでご存知かもしれませんが、雑学言いたいおじさんなのでご容赦ください。
平安時代、安倍晴明とか陰陽師のお話が好きな方は知ってるかもですが、源氏武者の中で渡辺綱という人がいまして、同時期に平安の都を荒らした鬼の酒呑童子と茨木童子らと戦っており、その中でも特に渡辺綱と茨木童子とのお話は御伽草子という昔のお伽噺集にあったりと有名なものでして。渡辺綱は鬼退治のスペシャリストとして名を馳せ、転じて渡辺姓には鬼が寄り付かないことから、節分では渡辺姓の方は豆をまかない、なんてお話があります。
雑学いえて満足です。
閑話休題本題。
人体の中に豆と名前がつく箇所があるのですが、皆様はどこだと思いますか?
実は手にあります。バットやゴルフ、剣道の素振りでできるマメとは、今回は違います。
皮膚にできるマメではなく、手の中さらにいうと掌、小指側、親指付け根の母指球の反対側の小指球の外側ら辺にある豆状骨というところです。
母指球から小指球、手首の辺りには手根骨という8つからなる骨で構成されておりまして、そのうちの一つとなります。
この豆状骨、働きとしては小指を外側に広げる時に使われます。おおよそでは以上です。
なんて限定的なのか、と思うかもしれませんが、手とか指とか複雑な動きをする関係上、役割分担のせいかこんな限定的な存在もあったりする、人体の不思議です。
しかし侮るなかれ。手根骨は指先と腕の神経血管の交通においての重要な手根管というところの構成に必要です。
こちらの話は以前のブログでも書いているのでご興味あれば。
ここで無理くり節分と話をつなげますが、節分の時に食べる豆、大豆ですがこちらは肉とは違う植物由来のタンパク質が豊富で、肉から摂るタンパク質よりも脂質など余計なものを取らずにさまざまな栄養素を取りやすく、加工品でも納豆、豆腐、味噌、など種類豊かです。
骨や関節を保護しつつ動かすのに必要な筋肉、それを支える重要な栄養素はタンパク質です。
こちらを不足してしまうと痩せるではなく衰えてしまいます。
昨今の体が動かしにくい時世、大豆とか意外に取らない人も多いかと。
この機会に煎り豆でもつまみつつ、どうぞ体の中から頑丈にして、乗り切っていきましょう。
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