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スマホの使い過ぎ?!手指の疲れ解消
2021-05-24おすすめ
上山 KAMIYAMA
こんにちは、LUXAS+中目黒 上山です。
休業、自粛、リモートと昨年に続き家にいることが多いですが、皆さまお加減はいかがでしょうか?
今回お話するのは、“手”についてお話したいと思います。
この数年ですっかり普及したスマホ、皆さん普段から当り前の様に使っていますよね!
指や手首にかかる負担が増しているんです。
掌はまず手首側から手根骨と呼ばれる8つの小さな骨の集まりからできています。親指側から大菱形骨、小菱形骨、舟状骨、月状骨、三角骨、有頭骨、有鈎骨、豆状骨となります。
意外と多いですよね。
さらに掌から指先に向かって各指の中手骨、基節骨、中節骨、末節骨と構成されます。なお指を曲げると内側に皺ができますがその本数からお気づきになるかもしれませんが、親指は一本の線、曲げられるところは一箇所しかなく、中節骨がありません。合わせて、手は27もの骨によって構成されております。勉強していた当時、多すぎない?と困惑しました。正直にいうと付随する神経や関節の名前とか比例して多くなることへの逃げ感情でした。
さておき、これだけ細かくある手の骨。
ロボットなどで再現しようとするとものすごいごちゃごちゃと配線やら機材を繋がないと再現できないくらい、筋肉神経と連携して、手を細緻に動かします。
今回はその中でもスマホなど使ってると意外とだるくなる手首、手根についてお話を。
親指付け根と反対側の小指側掌にある厚みのある箇所をそれぞれ母指球、小指球といいます。
その箇所と箇所に挟まれた、手相で言う生命線の終わり辺り、親指と小指の先をくっつけようとした時の谷間辺りに、手首と掌を行き来する神経や血管の通り道、手根管があります。
ここが狭まると手や指がだるくなったりひどい時は痺れるような感覚があったりします。
今までですとペンを握る、マウスを掴む形などなどありましたが、ここ数年はスマホを持つ際に支える手の形がその辺に疲れを呼ぶご様子。
掌の筋肉が狭まるような形で長時間いると、この手根管というところを通る神経や血管が圧迫されるのですが、掌のみの問題ではなく、その姿勢を保持する手首や片腕にも筋肉の緊張も流れの悪さを手伝います。その辺を伸ばそうとしても指を伸ばすだけで、母指球小指球辺りはうまく伸びてません。
ではここで一つ。
掌を広げた状態で親指を反対の手で軽く握ります。
その状態から他の4本指を軽く曲げ伸ばしします。
この時疲れていると、他の指を曲げた際に握られた親指から腕にかけて筋肉が伸ばされている感覚があります。
これを親指から小指までやってあげると掌、手首辺りのストレッチになります。
ストレッチで重要なのはゆっくり伸ばしてゆっくり戻す。速度は負荷になりかねないのでゆっくりやってあげてください。
仕上げにグーパーしたり、軽く回したりしてあげればなお良しです。
家にいる時間、それがそのままスマホを触る時間に繋がる去年今年。
手先指先、末端の血流を改善するだけでも首肩に良い影響を呼び起こしやすいものですからどうぞゆっくり労わってあげてくださいね。
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