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目カニズム 目の疲れって!
2021-03-17おすすめ
上山 KAMIYAMA
春を感じるような気候の変化と見せかけて、暑いのか寒いのか、雨も降ったり止んだり、風吹き荒れたり花粉が舞ったり。
季節の変わり目の恐ろしさを感じている今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。自分は花粉でぐったりです。
花粉症も、人によって鼻水、くしゃみ、のどの腫れ、目のかゆみ、いずれか全部かと症状がまちまちですね。
自分はくしゃみと目のかゆみに苦しめられております。
さて今回は花粉症、ではなく目について。
花粉症はきっともっと大変な方が思いの丈をつづるように熱い記事を書くかと思います。たぶん、めいびー、きっと。閑話休題。
目、または眼。
ご存じの通り?目は体の構成する、視覚情報を得るための感覚器です。
さらに目というものを構成、成立するにはとても多くのものから作られており、複雑怪奇です。
ですので今回はぐっと絞って「目を動かす」こと、眼球運動についてお話します。
体において、動かす際には脳から神経を伝い筋肉に向かって指令が出ます。
これは大前提です。そして今回の「目」も実は筋肉によって動きます。
当たり前に目を動かしますが、実は目玉、眼球と呼ばれるそこには6つもの筋肉(上直筋、下直筋、内直筋、外直筋、上斜筋、下斜筋)と3つの神経(動眼神経、滑車神経、外転神経)が付着付随します。
ざっくり神経は筋肉動かすための伝達として、筋肉ですが実は6つもあったのです。
それぞれは上下左右や少し後ろなどに付き、一つないし複数で組み合わせた筋肉が縮むことで眼球の方向を上下左右斜めに動かします。
さてここで目に関してよく聞く言葉。眼精疲労というのがあります。
これはカメラのレンズでも言われる、視覚の遠近焦点を合わせるピント(こちらにも筋肉はあります)の調節疲れや先ほど出た文など読んだりする際に右から左、上から下など使う眼球運動。それから明暗に対する処理などなど。
これらを同時に酷使するのがパソコンやスマホです。
画面が大きくても小さくても、目でとらえられる情報は二つの目による焦点周辺しか負えません。
大きなパソコンディスプレイにしても手のひらのスマホにしても、目のピントを合わせたまま画面内を動かして情報を読み進めます。
その際に目はそれこそ目まぐるしく動いたり、逆に集中してみつめたりします。動かしてるときはもちろん同じ個所を見続けてるときも目が揺れないように固定するために筋肉は働きます。
他の身体と同じく筋肉は疲れるのです。ということはつまり、そうマッサージが必要ですね。
といっても目に直接マッサージすることはできません。この文を書いているだけでぞわっとします。
我々ができるアプローチとしては目を動かす際に補助したりされたりの周囲、こめかみや眉間に頭部、かすみ目もあれば首や付け根などなど。
そういった個所の筋肉を緩め血流を促すことで目に集まってるときには充血したりするような目の疲れをぬいていく手助けをします。
ではここでひとつ。
お仕事などで目を酷使した後は筋肉疲労ということでもあるため、酷使された筋肉は熱を帯びます。
ですので少し冷ましてあげるだけで辛さが軽減します。
目に直アイシングは危険ですのでやるなら濡らしたタオルやハンカチを目に当てるくらいで。
また慢性的な眼精疲労時は、慢性的な筋肉疲労と同様に目及び目周りの血流が悪くなっているので、今度は市販の目を温めるものやレンジでできる蒸しタオルなどで温めてあげることで血流改善によって辛さが軽減します。
関連部位として高等部首の付け根や耳を温めてもいいです。目の疲れは、頭痛肩こり、ひどいときは吐き気やめまいも誘発します。
そして生活の中で肩こり腰痛と同じように切っては切れない悩みです。
冒頭の強風花粉症など目を物理的にもいじめるこの季節、さらにはお仕事など使って中からお疲れ。
ぜひぜひ上手に休ませてあげてください。うまく休めないときはぜひマッサージを。
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